142話 ページ32
彼女の方は彼女の方で、
旧い文献やらを引っ張り出していろいろ調べていたらしい。
まったく、物好きというか何というか。
そういう真面目な話もすっかり終わった頃。
部屋では寛ぎながら彼女ら2人はすっかりガールズトークに花を咲かせていた。
千「簪とかの小物って、たくさん種類がありすぎてついつい目移りしちゃうのよね。」
千鶴「お千ちゃんも?私も、自分で縫ってみたりとかしたんだけど、
なかなか上手にできなくって。」
千「じゃあ、今度一緒にやりましょうよ。」
この会話を現代風に置き換えるとこう。
もはやいつが僕にとっての現代かわからなくなりつつあるけど。
今、買いたいグッズがあるんだけどさぁ、たくさんありすぎて金欠だわ〜。
あー、わかるわかる、自分でもいろいろ見たんだけどさぁ。
じゃ、今度一緒に見に行かない?・・・・・・みたいな。
千「あ、そういえば前に行ったお店、新作のお菓子が出たんだって。
今度行ってみようよ。」
千鶴「うん、楽しみだね!」
この会話を現代風にすると・・・・・・まんまか。
千「鋼さんは何か欲しいものってある?」
急に振られた話題に、僕は一瞬固まった。
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朧 龍 - 90000hitいきました、ありがとうございます! (2021年1月15日 20時) (レス) id: 345339f75a (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 80000hitいきました、ありがとうございます! (2019年9月18日 22時) (レス) id: 4e2b574ae5 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 70000hitいきました、ありがとうございます! (2018年12月17日 15時) (レス) id: ea8560f806 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 40000hitいきました、ありがとうございます! (2018年9月2日 21時) (レス) id: bdb3c46ea6 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 30000hitいきました、ありがとうございます! (2018年1月26日 16時) (レス) id: b9ef8b0095 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧 龍 | 作成日時:2016年3月17日 20時