１３６話 ページ26
カポーン・・・
アニメか漫画なら間違いなくそんな効果音がつくはずだ。
貴女「・・・・・・広い。」
千「鬼の里に伝わってきた温泉でね、鬼達が昔から使ってきたの。
今日は私達だけの貸切だけどね。」
開いた口が塞がらない。
一体どんな贅沢をする気だ。
千「そんな顔しないでよ。もともと、ここは鬼専用なんだからいつもガラガラなのよ。
それに、貴方達だってその方が変な気を使わないでしょ。」
僕らの事を気遣ってくれたってことか。
確かに、他の客がいれば僕は始終警戒しているだろう。
千「ほらほら、早く温泉につかりましょうよ。」
千鶴「じゃ、じゃあ、失礼します。」
向こうの世界でだってこんな贅沢したことない。
ちょっとわくわくしていることに気づく。
ここまで来たんだ、しょうがない、これは護衛なんだ。
そう自分に言い訳をして、僕も目の前の暖簾をくぐっていった。
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朧 龍 - 90000hitいきました、ありがとうございます！ (2021年1月15日 20時) (
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朧 龍 - 80000hitいきました、ありがとうございます！ (2019年9月18日 22時) (レス) id: 4e2b574ae5 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 70000hitいきました、ありがとうございます！ (2018年12月17日 15時) (レス) id: ea8560f806 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 40000hitいきました、ありがとうございます！ (2018年9月2日 21時) (レス) id: bdb3c46ea6 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 30000hitいきました、ありがとうございます！ (2018年1月26日 16時) (レス) id: b9ef8b0095 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朧 龍 | 作成日時：2016年3月17日 20時
