677話 ページ27
見た目は只の業務ビル。
・・・といってもかなりの大きさなのだが、
平助にとってはどれも“大きい建物”ぐらいの認識でしかない。
現代風に置き換えて言うなら五重塔と三重塔の違い程度のものだ。
平助「この先に、Aが…。」
男「・・・・・・っ、くそ!」
ドンッ
平助を突きとばし男はビルの中へ逃げ込んでいく。
それが仲間を呼ぶためだと判断するのはそう難しいことじゃない。
平助「っ、待て!」
この先がどうなっているのかわからない。
どれだけの敵が待ち構えているのかもわからない。
でも、先に進むしか道はない。
平助「待ってろよ、A。必ず、迎えに行くから。」
彼女を助ける。
あの笑顔にもう一度会うために。
あの声をもう一度聞くために。
ぐっと刀を握る手に力がこもる。
二人が会うまで、あと一時間。
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朧 龍 - 30000hitいきました、ありがとうございます! (1月23日 11時) (レス) id: 940989ec5c (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 20000hitいきました、ありがとうございます! (2021年1月15日 20時) (レス) id: 345339f75a (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 10000hitいきました、ありがとうございます! (2019年4月22日 15時) (レス) id: 6e67730913 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 名無しの少女第2章、三周年を迎えることが出来ました。ありがとうございます! (2018年12月29日 3時) (レス) id: 345339f75a (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 桜龍さん» コメントありがとうございます!励みになります!これからも楽しんでいただけると嬉しいです。 (2018年12月29日 2時) (レス) id: 09eed93317 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧 龍 | 作成日時:2018年6月5日 17時