666話 ページ16
貴女「っ!!!」
はね起きるのと同時に縛められた四肢が強く引っ張られ、
漸く自分が寝てしまっていたのだということを知る。
久々に夢を見た。
平助が・・・・・・傷ついていた。
斬り傷があって、向けられた銃口によって今にも撃たれる、そんな状況だ。
ドクッ、ドクッ、ドクッ・・・・・・
脈が速い。
それもそのはず。
今の夢によって、僕が一番見たくなかったものが見えてしまったのだから。
平助を傷つけた犯人。
その顔が脳裏に焼き付いて離れない。
その相手の顔を、僕はよく知っていた。
・
平助を傷つけたのは、僕だった。
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朧 龍 - 30000hitいきました、ありがとうございます! (1月23日 11時) (レス) id: 940989ec5c (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 20000hitいきました、ありがとうございます! (2021年1月15日 20時) (レス) id: 345339f75a (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 10000hitいきました、ありがとうございます! (2019年4月22日 15時) (レス) id: 6e67730913 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 名無しの少女第2章、三周年を迎えることが出来ました。ありがとうございます! (2018年12月29日 3時) (レス) id: 345339f75a (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 桜龍さん» コメントありがとうございます!励みになります!これからも楽しんでいただけると嬉しいです。 (2018年12月29日 2時) (レス) id: 09eed93317 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧 龍 | 作成日時:2018年6月5日 17時