370話 ページ40
僕の様子を見に来たらしい南雲が
僕を見下ろしながら言い放つ。
南雲「バカじゃないの。病人のくせにそんなに動き回るから倒れたりするんだよ。」
千鶴「南雲さん!」
非難の声をあげる彼女を僕が制する。
貴女「いいんですよ、本当のことですから。」
南雲「休んどきなよ。戦うのはこっちでやっておくから。」
素直じゃない不器用な気の遣い方に笑いを噛み殺すのに尽力する。
不器用なのは僕が言えたことじゃないけど。
貴女「いいんだよ、僕が勝手にやってるだけなんだし。僕は僕の命が有る限り戦い続ける。
戦えないのは死んでるのとかわらないんだ。」
まだ頭がくらくらする。
せめてこの戦いの間はもってくれよ。
明日か、明後日が勝負かな。
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朧 龍 - 60000hitいきました、ありがとうございます! (2023年4月6日 23時) (レス) id: 43c48621e7 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 50000hitいきました、ありがとうございます! (2020年3月18日 19時) (レス) id: 345339f75a (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 40000hitいきました、ありがとうございます! (2018年12月17日 16時) (レス) id: ea8560f806 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 20000hitいきました、ありがとうございます! (2018年3月26日 9時) (レス) id: dfcc0b32bc (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 10000hitいきました、ありがとうございます! (2017年2月2日 21時) (レス) id: bdb3c46ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧 龍 | 作成日時:2016年9月30日 23時