【薄桜鬼】名無しの少女の本業は暗殺者です！弐＝１０＝

363話 ページ33

会議の後・・・―――――









貴女「！」









少し離れた所にいた組み合わせにAは咄嗟に身を潜めた。









千鶴「あの、南雲さん。お話というのは・・・？」









南雲「一つ警告しておく。あの男・・・綱道を信じすぎるのはやめておきな。」









千鶴「！それはどういう・・・？！」









南雲はまだ自分が千鶴の兄だということは明かしてないらしい。









端から見れば疑う余地もなく兄妹なのだが。









南雲「あの男はおまえが思ってるような奴じゃない。覚悟は決めておきなって言ってんの。」









名乗っていない兄から妹への精一杯の忠告。









彼ならば妹を守りきるだろう。









それに幹部達も。









Aは気づかれないようにそっとその場を立ち去った。

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