354話 ページ24
日野に到着するとかなり盛大な歓迎を受けた。
幹部連中はここ出身者やここでそれなりの時間過ごしてた奴らだから
里帰りみたいなものなんだろう。
局長さんの話を聞こうと多くの人数がワラワラ群がっていたが、
そこは副長さんが気をきかせて久々の家族水入らずの時間を過ごしているはずだ。
宴会が賑やかであればあるほど僕の罪悪感は少しずつ大きくなる。
今度の戦いはどう足掻いても勝てないだろうに。
でも僕が口を挟むことはなかった。
少しの間でもゆっくりできるのであればそれでいい。
これが最後、もうここへは帰ってこれないかもしれないのだから。
だから今は最後かもしれない故郷を楽しんでいればいい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 620人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
朧 龍 - 60000hitいきました、ありがとうございます！ (2023年4月6日 23時) (
レス) id: 43c48621e7 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 50000hitいきました、ありがとうございます！ (2020年3月18日 19時) (レス) id: 345339f75a (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 40000hitいきました、ありがとうございます！ (2018年12月17日 16時) (レス) id: ea8560f806 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 20000hitいきました、ありがとうございます！ (2018年3月26日 9時) (レス) id: dfcc0b32bc (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 10000hitいきました、ありがとうございます！ (2017年2月2日 21時) (レス) id: bdb3c46ea6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：朧 龍 | 作成日時：2016年9月30日 23時
