親友と死んだら魔界にトリップしたらしいのでアクドルやります！

アズくん「４話です！」『アズくんってかっこいいよね！』アズくん「ありがたきお言葉！」(親友)「あんたってほんとアズくん好きだよね〜」 ページ5

その後、私達はおじいちゃんのとこへ行った。
　聞きたいことは山ほどあるんだけど、今はいっか。
　入間は顔を真っ青にして冷や汗だらだら。
A「入間、落ち着きなよ……」
愛花「そうそう！ 多分もうすぐ……」
　言い終わる前に、バン！ とドアが開く。
　で、出てきたのは……
A「アスモデウスくん！」
　相変わらずかっこいい……。
　彼は私達の前に来て頭を下げる。
　……頭を下げる？
アズ「先程の勝負、感服致しました！」
　それ以上言われるとさらに目立つ気が……。
アズ「この身全て捧げ、尽力いたします！」
　……うん、取り敢えず……
入間「えええ！？」
愛花「マジかよ！？」
A「……うん、言葉も出ない」
　嬉しいよ！ 嬉しいけどさ！
　何で目立つの！？
　こんな美形といたら目立たないなんて無理でしょ！
　何でこんなことになったの！？
　あー、考えてもしょうがない！
A「アズくん、って呼んでいい？」
　もう開き直る！
　どうとでもなれ！
　……って。
A「顔赤くない？」
　アズくんの顔が真っ赤だ。
　熱でもあるのかな……。
　コツンと額をくっつける。
アズ「え、A様！？」
A「熱はないみたいだけど……」
　何かさっきよりさらに顔が赤い気が……気のせいなのかな？
愛花「でたよ、Aの天然タラシ」
A「へ？」
　なんのことだろ……。
　まあいっか！
アズ「な、名前ですよね！ 是非アズとお呼びください！」
　挙動不審……そして入間と愛花は苦笑い。
　でついさっき入ってきたオペラさんは尻尾めっちゃ揺れてる……。
　おじいちゃんは相変わらずにこにこしてるし……。
　どうしたんだろ？
A「これからよろしくね、アズくん！」

オペラ「５話です」(親友)「(名前)って自覚ないの？」『何の？』(親友)「あー……何でもない(アズくんがお前のこと好きだ、なんて、私が言うことじゃねえよなあ……)」→←サリバン「３話だよ〜」『へー、良かったねー(棒)』サリバン「酷い！」『それよりしりとりの続き！　(親友)だよ』(親友)「牛若丸！」『うん、変わってるね！』

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