傍観者。それが.....私の今。 (ページ9)

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傍観者七日目ページ9

岡野story

Aからラ○ンが来たときは
少し、いや、凄く吃驚した。

((ﾋﾟﾛﾘﾝ♪

Aあのさ、今更かも知れないけど私、ひなたが裏切られたとこね.....見てたの。

え？じゃあ知ってたの？！

少しだけ腹が立った気がした

じゃあ何で言ってくれなかった、
否定してくれなかったんだ！
って、

((ﾋﾟﾛﾘﾝ♪

Aひなた、まず最初に謝ります。ごめんなさい。
..............？

A私、皆に嫌われたくないから黙ってた。ひなたの立場に落ちるのが怖かった。だれかが「ひなたはしてない!!」って否定してくれるのを期待してた。デも、勇気ない自分が情けなくなって、悔しくて。泣きたいのはひなた、わかってたけど涙が溢れてきた。

.....確かにAは、
Ｅ組の中でも引っ込み思案。
悪く言えば気弱だった。
そのAが、勇気を出してくれた
私なんかのために.....

ひ「......ｯ....ｳｯ............」

涙が溢れた＿＿＿＿
どんな暴力も、暴言も泣くのを我慢できた

なのに.....

　

人は嬉しいと、すぐに心が溶けて、

泣くのを我慢できない..............

A遅いことはわかってる。だからごめん。
ひなた大丈夫だよ、A。言ってくれて、本当にありがとう。

ありがとう

A＿＿＿＿

確かに遅いのかもしれない
でも、それ以上に言ってくれたことが

＿＿嬉しかった