昔話 ページ27
Aside
それからヨンジュニヒョンはかつてのヒョン達のように僕に手を焼いてくれた
勉強だって、ご飯だって、練習だって
時には学校の授業参観だって学校を早退して制服のまま来てくれたこともあった
パンPDニムに「髪を伸ばして欲しい」って言われて「ナムジャっぽくない.........」って拗ねてた時もそばに居てくれた
その後にスビニヒョンが入ってきて、これまた僕に世話を焼いてくれた
スビニヒョンもヨンジュニヒョンと2人で学校の授業参観も運動会も来てくれた
その後にボムギュヒョン、テヒョニヒョン、カイヒョンが入ってきて
この5人とデビュー候補生となった
僕は２回目のデビュー候補生だったけど不安がいっぱいだった
だけどそんな不安をヒョン達は吹っ飛ばしてくれた
その後にアメリカ研修に行くことになって、
準備をしていよいよ明日となっていた
辛うじてオンマ、アッパ達とは連絡とってたからアメリカ研修に行くことは伝えていた
アメリカ研修前日の日だったからその日もオンマ、アッパに電話を掛けていた
ｵﾝﾏ「いよいよ明日ね、アメリカ研修」
A「うん！！フィギュアで何度か海外行ったことあるけど、オンマアッパ達以外とはないから初めてでちょっと不安.........」
ｱｯﾊﾟ「Aなら大丈夫！オンマとアッパの子供だから」
ｵﾝﾏ「それにもう14歳になるでしょ？沢山のこと今のうちに経験しておきなさい」
A「はーい」
いつも通りに話してた、けどオンマが.........
ｵﾝﾏ「.........A、ジェミニ達がずっとAのこと探してるのよ」
A「ヒョン達が.........？？」
ｵﾝﾏ「うん、色んな所でAが辛いのはわかるけど、せめて、ジェミニだけでも.........」
そう言われても僕は返事出来なかった
実の兄であるジェミニヒョンですら会うのが.........話すのが怖かった
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