掴むかどうか ページ6
私に垂れてきた助けの綱
掴むかどうかは私の勝手。
このまま掴まず平凡な人生を送るか、
掴んで人生を変えるか、
「住みます。」
私は迷わず掴んだ。
まだ火照った身体に前野さんは抱き付いてきた。
『って言うことは……………付き合っても良いって事だよね？』
「だとは言ってませんけど…………」
その時前野さんは私を押し倒して、
手を頭の上で拘束した。
「なっ………抑え付けること無いじゃないですか。」
『だって男の一人暮らしの部屋に来るとか、本当に迂闊な事すると襲うよ。』
ﾁｭｯ…
前野さんは、私を潤んだ目を眼鏡越しに見せ
ドキドキいっている鎖骨に吸い付いた。
初めての感覚でどうすれば良いのか分からなかった。
「ッツ………ンンッ…………」
『Aが俺の事を挑発するから悪い。俺だって男だよ。』
苦し紛れの言い訳に今は心地よく感じた。
前野さんは私の手を解放し、
唇にキスを落とした。
全てが初めてで今も、胸が高鳴っている。
私は前野さんの彼女なんだ………
この人は変態だとは分かってたけど
それ以上…………
「ツンデレ野獣。」
その声に気付いたのか、キッチンで
ココアを作っていた前野さんが振り返った。
『ん？何か言った？』
「言ってません。言っても前野さんには関係ないです。」
何か気に触ったのか、ココアを混ぜている
手を止めてこっちに寄ってきた。
ｸﾞｲｯ………
少々荒っぽかったけど………
これは所謂 “顎クイ゛なのかな？
『Aは、さぁ…………』
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まえぬ専用眼鏡 - ヤバイです！！凄くよかったです！よければ、続きも見たいです！！なんか…ありがとうございました(#^.^#) (2016年3月21日 19時) (
レス) id: cc00c49f0c (このIDを非表示/違反報告)
小湊なち(プロフ) - 釉季さん» ありがとうございますo(^o^)o更新がんばります☆ (2015年3月7日 14時) (レス) id: 08b6ee6a8d (このIDを非表示/違反報告)
釉季(プロフ) - まえぬの小説少ないので嬉しいです(OvO)まえぬが1番好きなんで… 更新頑張って下さい！続き楽しみにしてます！ (2015年3月6日 20時) (レス) id: 5b87484325 (このIDを非表示/違反報告)
小湊なち(プロフ) - アイリナちゃんさん» どうしたぁぁぁぁぁ(゜ロ゜) (2015年2月23日 18時) (レス) id: 08b6ee6a8d (このIDを非表示/違反報告)
アイリナちゃん - ｵﾌｯ(＾р＾) (2015年2月23日 18時) (レス) id: 600fc40651 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小湊なち | 作成日時：2015年2月11日 22時
