出会い ページ3
ある日真夜中に目が覚めた。
何故か気づいたら外を歩いていた。
スマホだけを握りしめて。
もう家には帰りたくない。
身体が拒否してしまった。
いつもの学校へ行く道を早歩き程度で歩いていた。
前方不注意。誰かにぶつかった。
コンクリートにカシャンと音を立てて、弾き飛ぶスマホ。
相手が掛けていた眼鏡も音を立てて落ちた。
『うわっ。ごめんなさ………えっ!』
その人は私の顔を見るなり驚いた声を出した。
失礼な人だ。
「すみません。ちょっと他所見してて……。」
『ごめん。顔が真っ青だったから。つい…。』
そんなに酷い顔をしていたのだろうか。
その人も悪い人では無いのだろう。
だってコンクリートに崩れ落ちていた私に手を差し伸べていたのだ。
『足擦りむいてるから俺出来るか分からないけど、家来なよ。治療するから。』
「ありがとうございます………。っつ……。」
転けた拍子に足を捻ったようだ。立てなかった。
その人はそれに気付いたようだ。
『捻ったっほいね。どうしよう。俺抱えるほど体力無いし。』
「良いですよ。このまま帰ります。っ………!!」
立ち上がろうとしてそのまま倒れた。
頭部を強打して、私は気を失った。
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まえぬ専用眼鏡 - ヤバイです!!凄くよかったです!よければ、続きも見たいです!!なんか…ありがとうございました(#^.^#) (2016年3月21日 19時) (レス) id: cc00c49f0c (このIDを非表示/違反報告)
小湊なち(プロフ) - 釉季さん» ありがとうございますo(^o^)o更新がんばります☆ (2015年3月7日 14時) (レス) id: 08b6ee6a8d (このIDを非表示/違反報告)
釉季(プロフ) - まえぬの小説少ないので嬉しいです(OvO)まえぬが1番好きなんで… 更新頑張って下さい!続き楽しみにしてます! (2015年3月6日 20時) (レス) id: 5b87484325 (このIDを非表示/違反報告)
小湊なち(プロフ) - アイリナちゃんさん» どうしたぁぁぁぁぁ(゜ロ゜) (2015年2月23日 18時) (レス) id: 08b6ee6a8d (このIDを非表示/違反報告)
アイリナちゃん - オフッ(^р^) (2015年2月23日 18時) (レス) id: 600fc40651 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小湊なち | 作成日時:2015年2月11日 22時