ニコル・アスカルトの初恋。

12. ページ13

これからは
カ(ｲﾘ)｢｣ではなく、

か「」
と表記します。


カタリナが

カ「」

です。




＿翌朝＿
　

何故か寮内が騒がしかった。
　


「おはようございます、ソラ様。
…早速で申し訳ないのですが、お着替えを。」
　


『何かあったのですか？』
　

「…旦那様と奥様がいらしております。」
　


『……ぇ。』
　


何で、お父様とお母様が‥？？
　



　



　



急いで着替えて二人が居る部屋へ行く。

　



ｶﾞﾁｬ
　





　

『ぉ、お待たせ…しました。』
　


か「遅い」


ツ「まぁまぁ、朝なのだから見逃してやりましょう。」

か「……座れ。」
　



『は、い……。』
　


ツ「…これから少し話をするから
貴方達は外してくれる？

この部屋に誰もいれないでね。」

　

「はい、失礼いたします。」

　

サラ「ソラ様……」
　


『大丈、夫…、サラも
少し…外し、て。』

　

サラ「何かあればすぐにお呼びください。」



『ありが、とぅ…。』
　

　
　





３人きりになる。
　



　







　




　


『わざわざ…何故、学園(ここ)に…？』

　

か「…お前に話がある。」
　


ツ「ソラにとって…とても大事な話よ。」
　



『………。』
　


か「その腐った頭を作り直す。

…お前に金を掛けたのが「旦那様…」すまないツバキ。
君は悪くないのに…コイツが出来損ないだから…」

　




　



ツ「私から申します。
ソラ、貴方は学園に通うべきではないと判断しましたの。」
　



『ｯ…！』

　


ツ「頭がいいからと学園へ通わせていましたが…
貴方が友人をつくるから、
貴方が不必要なものをつくるからですよ。
　



これを機に、しっかりと反省しなさい。
もう、学園へ通うことは今週以降は許しません。」
　



　

『な、んで……。』
　



　



ツ「最近は、同学年の方とは距離をとっているそうですね
よい判断です。

早く帰らせて、貴方には当主の仕事を教えましょう。
…以上です、行きましょう旦那様。」

　


か「ああ。
…出来損ないが
今日の授業へ行け。金の無駄だろうが。」

　


　



『は、い……。』
　


か「返事が小さい！！」
　



　




何



　



何なの


　





　





　







か「ちっ」
　

　









　









　









　







この違和感は。
　

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