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紫耀side
高3になって一週間が過ぎた。
岸｢じゃあ今日のHRはここまで。じゃあ……あっ、修学旅行実行委員は放課後仕事あるから残れよ。委員長あいさつ｣
岸先生がそういうのを合図に学級委員が号令をかける
「さよーならー」
その声とともに、クラスの人は次々と教室を出ていく
今日も一日頑張ったなぁなんて伸びをしながら考える
とりあえず、委員会終わって即効家に帰って寝ようかなぁ。
そんなことを思いながら自分の席に座って先生が来るのを待つ
廉｢紫耀。初めてやな。修学旅行実行委員｣
紫｢そうだなぁ。結局何をすればいいんだろう｣
廉｢行き先決めれたら最高やな｣
紫｢廉はどこ行きたい？｣
廉｢定番の京都、奈良、大阪。紫耀は？｣
紫｢北海道……いや沖縄？｣
廉｢端と端やん。｣
紫｢食べ物、美味しそうだなぁって｣
廉｢北海道はカニあるし、沖縄は……サトウキビ？｣
紫｢沖縄と言ったらゴーヤでしょ｣
廉｢確かにな｣
ご当地の名物を言い合っていると、教室のドアが開いた
岸｢お待たせ。｣
廉｢ほんまやで。ずっと待ったわ｣
岸｢俺だって忙しいんだよ｣
廉｢俺やって忙しいわ｣
廉は何故か岸先生に対しての当たりが強い
まるで、俺に当たってくる海人みたいに……
岸｢とりあえず、今日は行き先決めてもらいます｣
その岸先生が言うのと同時に
廉｢マジで？ ホンマに？｣
廉がそう叫んだ
その目は、クリスマスにサンタさんからプレゼントを貰ったかのようにキラキラ輝いていた
岸｢正確に言ったら、観光するとこを決めるって感じかな｣
廉｢ってことは、行く県は決まっとん？｣
岸｢大阪と奈良と京都｣
廉｢ホンマに？｣
そう言っている廉は、大袈裟に喜びすぎだった。
そう言えば、ずっと気になってたけど、なんで廉は関西弁なんだろう……
関西にいたとしても、なんで東京に来たんだろう……
廉の事情だし、なんでもいいかなんて思わなきゃダメなんだろうけど、何故か気になって仕方なかった
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チョコ - 続きが気になります！応援してますー。 (2020年1月30日 15時) (
レス) id: c2bfb0fe32 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - しょうくんとれんくんの気持ちがこれからどう変わっていくのか気になります！これからも更新楽しみにしております(^^) (2020年1月23日 2時) (レス) id: a469a6ca9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飛凪 | 作成日時：2020年1月19日 12時
