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私が配膳するといつも欠かさず、ありがとうって、柔らかい声でお礼を言ってくれる。
その声が異常に耳心地がいいと言うか、聞いていて心が柔らかくなる。
無論その人も芸人さん。
なぜわかるのかと言うと、運ぶ度にそのノートをチラッと盗み見ると、ボケとかツッコミとかアクセントとか、色々難しいことが書いてあるから。
それに、コーヒーを運ぶ度に、ノートになにか色々書きながらブツブツ言ってるし。
その人のことがちょっとだけ気になってたある時、店長が急遽店を出ることになって、私だけが店管理をすることになった日があった。
その時は例の男の人だけがいて、他にお客さんはゼロ。
完全に私とその男の人の空間になっていた。
「お姉さーん」
「……」
「あれっ？おーい、お姉さーん！」
「えっ、あ、わ、わたし？」
「そう、あなた」
コーヒーお代わりください、とニコッと笑う。あ、はい！とぼーっとしていた私は慌てて準備する。
｢ブラックコーヒーです」
｢ありがとぉ」
いつもおるやんな〜？バイト頑張ってんなあ、と頬杖を着きながら、その男性は声をかけてくる。
あ、はい、と話しかけてきてくれたことに少し喜びを感じながら、たどたどしく返した。
「へえ〜……名前聞いてもいい？」
「えっと、AAです」
「Aちゃん？可愛い名前」
俺もカウンター移動しちゃお〜と男の人はおもむろに荷物をごっそり持って、カウンターへ向かう。
バタバタと騒がしい。ごめんな、うるさくて、と眉を八の字にしてゆっくりと座った。
「俺は堂前透。さすがに人に名乗らせて自分が言わんのはヤバいからな」
「堂前さん」
「そう。ここめちゃくちゃ居心地いいからよく来てまうねん〜俺の姿よう見るやろ？
やからAちゃんのことよく覚えてるねん」
このコーヒーって店長さんが作ってんの？とカップを
あ、あたしが引いてます、と緊張して答えると、細かった目が大きくなって、マジで？と信じられないみたいに言った。
「凄いな……このコーヒーむっちゃ美味いで。店の雰囲気が好きなんもあるけど、これ飲むために来てるのもあるし」
「ありがとうございます」
「今高校生？」
「はい、3年生で……」
「すご……スーパー高校生やん、こんな美味いコーヒー作れる？」
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流(プロフ) - 244yukaさん» わざわざありがとうございます〜！(˶◜ᵕ◝˶)もちろんです！！！！書かせてください！！！！ (2022年8月30日 0時) (
レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - まっしゅさん» はじめまして〜！コメントありがとうございます₍ᐡඉ ̫ ඉᐡ₎♡阪本さん少ないですよね…もう供給無さすぎてカラッカラですよね……いつでも涸れたら遊びに来てくださいね……マユリカさんメインになると思うので……！ (2022年8月30日 0時) (レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
244yuka(プロフ) - あ！えと本日のお酒のステージで踊って、です！！ (2022年8月30日 0時) (レス) id: 14faa5d2a0 (このIDを非表示/違反報告)
まっしゅ(プロフ) - 初めまして！阪本さんのお話を書いている方をなかなか見つけられなかったので、とても嬉しいです(;_;)また書いてくださると嬉しいです、！！ (2022年8月29日 23時) (レス) id: 4cd9671825 (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - たまごさん» そう！！そう、中谷さんマジでないんですよ……少ないんじゃなくて、ないんですよね……大丈夫、私がその場所を作ります……(？？？)いつでも戻ってきてください₍ᐡඉ ̫ ඉᐡ₎シチュエーションリクエストも待ってます🫶 (2022年8月29日 22時) (レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流 | 作成日時：2022年8月27日 1時
