俺が ページ43
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そして、その次の日、
俺はその考えを確認するため、真瀬の部屋を訪れた。
ドアを叩いて
「俺だ」
と言うと、
『ちょっと待ってね！！』
そう声がして、ドタバタと足音が響いた。
しばらくして、ドアが開く。
「ちょっと話いいか？」
『どうぞ』
いつも下ろしている髪が無造作に束ねられていて、寝起きだった事が伺えた。
もう少し後にすれば良かったと思いながらも、真っ直ぐAを見すえる。
「Aの片想いの相手って爆豪か？」
そう言うと、Aは目を大きく開いた。
俺から目を逸らし、斜め下あたりを見て言う。
『ノーコメントで』
ああ、やっぱりそうなんだと、
思った通りだったのに、ダメージが大きかった。
『でももう諦める所だから』
そういったAは、今までになく、悲しげだった。
そんな顔もするのか
俺の事じゃなくて、爆豪の事でそんな顔を見せるのが、どうしようもなく腹立たしかった。
そんな顔させるやつはやめておけ、
俺なら、
俺ならそんな風にはさせない
そう思った結果が、
「じゃあ、俺と付き合おう」
この提案だった。
その後WIN-WINだと言ったのは、こじつけだ。
どうしてもAと一緒になりたかった。
あの輝くような笑顔を俺に向けて欲しかった。
「嫌ならいいんだ、でも、少しは俺の事を考えて欲しい」
こんな譲歩の言葉も、全てはAの頭を俺でいっぱいにするためだった。
その場では、Aは迷って答えを出してはくれなかった。
でもいい
迷って迷って、俺の事ばかり考えればいい。
そうすりゃ爆豪の事も忘れられんだろ
しかし
事態は急転した。
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ほしいか(プロフ) - 梨々香さん» ありがとうございます！！！！ (2020年12月16日 16時) (
レス) id: 7722cd4db4 (このIDを非表示/違反報告)
梨々香 - 大好きです！！！！ (2020年12月3日 0時) (レス) id: 047ea5cf99 (このIDを非表示/違反報告)
ほしいか(プロフ) - ayaさん» コメントありがとうございます！！そう言って頂けると...とても嬉しいです...！！(感動)トド様...(._.)そろそろ決着着きますので、そこまでよろしくお願いします！！ (2020年7月14日 21時) (レス) id: d3ad79e9d3 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます！！ほしいか様の小説本当に大好きです！爆豪くん落ちということで初め見ていましたが、色々と拗れていて、今ではトド様応援しています、、、。今後の展開も楽しみにしてます！！かっちゃん大好きです！これからも応援しています。 (2020年7月11日 17時) (レス) id: 1ffa7df2fd (このIDを非表示/違反報告)
ほしいか(プロフ) - まいさん» ああ、嬉しいです！！はい、これからも頑張ります！！あ、あとありがとうございました(小声) (2020年7月11日 15時) (レス) id: d3ad79e9d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほしいか
| 作成日時：2020年6月14日 17時
