一触即発 ページ33
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一切悪びれている様子のない爆豪くんをジトっと見る。
すると、焦凍が口を開いた。
「おい爆豪」
「なんだよ」
「そこまでしてAと帰りたかったのか」
ド直球に聞く焦凍に、慌てて爆豪くん病み期説を説明する。
『違うよ焦凍、爆豪くんちょっと疲れてただけで』
「だからって嘘つく事ねぇんじゃねぇか？」
完全に無視されている。
私の声は聞こえてないようだ。
「は？てめぇにだけは言われなくねぇなぁ」
まさに一触即発の空気になぜか私が身構える。
怖いよ。
今ここで喧嘩始まる？嫌なんだけど。
「俺は嘘なんてついてねぇ」
「救助訓練」
爆豪くんがそう言うと、焦凍が黙ってしまった。
救助訓練？
何、救助訓練で喧嘩の決着つけるの？
せめて戦闘訓練の方が･･･
「多分考えてること全然違ぇよ」
爆豪くんに言われた。
『え？』
聞き返すも、答えてくれない。
それどころか爆豪くんは、黙り込んでしまった焦凍に喧嘩を売っていく。
「余裕ねぇな、“カレシ”の癖に」
「あ？」
その言葉に、空気が一気に冷たくなった。
比喩じゃなくて、実際に。
焦凍の右側から冷気が出ているのだ。
二月！今二月だよ！焦凍！！
「爆豪こそ今更過ぎんじゃねぇか」
普段の少し惚けた焦凍からは想像つかない表情と声色だ。
にしたって、さっきから何をそんなに怒ってるんだ二人とも。
爆豪くんがしょうもない嘘ついたせいで焦凍と帰れなくなっただけよね？
あ、焦凍妬いてるのかな？
妬き方が本気すぎるけどな。
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ほしいか(プロフ) - 梨々香さん» ありがとうございます！！！！ (2020年12月16日 16時) (
レス) id: 7722cd4db4 (このIDを非表示/違反報告)
梨々香 - 大好きです！！！！ (2020年12月3日 0時) (レス) id: 047ea5cf99 (このIDを非表示/違反報告)
ほしいか(プロフ) - ayaさん» コメントありがとうございます！！そう言って頂けると...とても嬉しいです...！！(感動)トド様...(._.)そろそろ決着着きますので、そこまでよろしくお願いします！！ (2020年7月14日 21時) (レス) id: d3ad79e9d3 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます！！ほしいか様の小説本当に大好きです！爆豪くん落ちということで初め見ていましたが、色々と拗れていて、今ではトド様応援しています、、、。今後の展開も楽しみにしてます！！かっちゃん大好きです！これからも応援しています。 (2020年7月11日 17時) (レス) id: 1ffa7df2fd (このIDを非表示/違反報告)
ほしいか(プロフ) - まいさん» ああ、嬉しいです！！はい、これからも頑張ります！！あ、あとありがとうございました(小声) (2020年7月11日 15時) (レス) id: d3ad79e9d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほしいか
| 作成日時：2020年6月14日 17時
