帰宅 ページ30
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絶対変！！
もう違和感とかそういう次元じゃない！！
『今日爆豪くんどうしたの』
「何がだよ」
『何って、全部だよ』
「覚悟しとけっつったろ、帰んぞ」
そう言って私の手を引いた。
相変わらず覚悟って何の覚悟？
イマイチ噛み合わない会話にもう若干諦めて爆豪くんと帰ることにした。
「分かったから、一緒に帰るから手離して」
ずっと手を引かれ続けるのは御免だ。
そう言うと爆豪くんは大人しく手を離してくれた。
特に話すことも無いので、爆豪くんのちょい後ろを歩くだけ。
すると、前を歩く爆豪くんが言った。
「なんか喋れや」
なんだその要求。
『爆豪くん最近どうしたの？』
とりあえず今一番気になっていることを聞く。
いや、さっきも聞いたけど、返答の意味が全く分からなかったから。
「どうもしねぇわ」
どこが。
平然と答える爆豪くんに心の中で言う。
だってこっちがちょっと引くくらい話しかけてくるじゃん。
本当にどうしたんだろう。
あ、彼女と別れて寂しくなっちゃったとか？
ありえ･･･るか･･･？
まぁ爆豪くんも人間だし、寂しくなることの一つや二つあるだろう。
ただ、その寂しさを埋める相手を私にしないで欲しい。
『爆豪くん、もっと色んな人と話しなよ』
「あ？何の話だよ」
『だって』
寂しいんでしょ？
と、言ってはいけないのは流石にわかる。
彼はプライドガチガチ人間だから。
どう言ったら良いだろうか。
『ほら、交友関係広げるといいことあるし！』
考えた末、ふわふわしたことを言ってしまった。
語彙力の無さを嘆いていると、
「いい事なァ？」
前を向いてた爆豪くんがこっちを見た。
「すぐに男できたり？」
『･･････』
なんですかそれ、私のことですか。
爆豪くんがバカにしたように言うので少しムカッとする。
言い方かな。
まるで私が尻軽女みたいな言い方するからムカつくのかな。
まぁ、嫌味は嫌味だと思わずに対処するのが一番いい。
『うんうん、爆豪くんもまたすぐに彼女できるって！』
できるだけ明るい声と表情でそう言う。
爆豪くんの顔が一瞬歪んだ。
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ほしいか(プロフ) - 梨々香さん» ありがとうございます！！！！ (2020年12月16日 16時) (
レス) id: 7722cd4db4 (このIDを非表示/違反報告)
梨々香 - 大好きです！！！！ (2020年12月3日 0時) (レス) id: 047ea5cf99 (このIDを非表示/違反報告)
ほしいか(プロフ) - ayaさん» コメントありがとうございます！！そう言って頂けると...とても嬉しいです...！！(感動)トド様...(._.)そろそろ決着着きますので、そこまでよろしくお願いします！！ (2020年7月14日 21時) (レス) id: d3ad79e9d3 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます！！ほしいか様の小説本当に大好きです！爆豪くん落ちということで初め見ていましたが、色々と拗れていて、今ではトド様応援しています、、、。今後の展開も楽しみにしてます！！かっちゃん大好きです！これからも応援しています。 (2020年7月11日 17時) (レス) id: 1ffa7df2fd (このIDを非表示/違反報告)
ほしいか(プロフ) - まいさん» ああ、嬉しいです！！はい、これからも頑張ります！！あ、あとありがとうございました(小声) (2020年7月11日 15時) (レス) id: d3ad79e9d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほしいか
| 作成日時：2020年6月14日 17時
