・ ページ22
・
バァンっと大きな音を立ててドアが開いた。
ここ数日間で分かったことだが、こんなことをするのは爆豪しか居ない
『……ノックしてよバカ』
爆「…………」
様子がおかしい
俯いた爆豪は、ドアを後ろ手で閉めると、鍵をかけた
『え……何してるの』
爆「………」
嫌な、、予感＿＿＿＿＿＿＿＿
爆豪は無言のままこちらに歩いてきて、グイッと俺の腕を引きベッドに放り投げる
思わず「うお」と超野なら出さないであろう声を出してしまったが、爆豪は構わず俺に覆いかぶさった
いやいやいやいやいやいやいやいや………！！！！
『まっ、ちょっと待とう爆豪くん』
「待たねぇ」
『あの、もう遅いし明日学校だしさ』
「関係ねぇよ。今までだってそうだったろうが」
いや知らねぇけどそれは
待て本当に何するつもりなんだ
そういうアレだよな。
これはさすがに拒んでもいいよな。
どうせ今日のうちにこの個性は解けるだろうし
何より俺は爆豪に抱かれるなんて死んでも御免だ
『気分じゃないから無理』
真顔で言えば、爆豪はいくらか驚いた顔をした
そして俺の上からどくと、ベッドの脇に腰掛けてなにか考え込む
流石に言葉がキツかったかと、フォローしようと手を伸ばす
しかしその瞬間、頭にビリビリと電気が走った
あ…………
この感覚………
ズクんと頭が大きく痛み、思わず目を瞑る
次に目を開けた時には
緑「どうしたの轟くん。頭痛い？」
緑谷が俺の顔を覗き込んでいた。
隣には飯田もいる。
それに付けられたテレビ。
共有スペースだ。
轟「え……ああ、、うん」
緑「うん？」
轟「いや、、えっと私」
緑「わたし？」
轟「…………………」
…………戻った
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1119人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まなみ(プロフ) - 入れ替わり番外編�△�色々な意味で面白すぎて久々に小説で笑いが堪えきれなくなりました、笑 この後はアイランド編の後なんだ！と気付き、今からそちらの番外編を読みに行ってきます。ほんとにこの作品大好きになってます。笑 (2023年2月6日 23時) (
レス) id: 33510eeae8 (このIDを非表示/違反報告)
ほしいか(プロフ) - あすか。さん» 沢山コメントありがとうございます！！めちゃくちゃ励みになってます(Ｔ▽Ｔ)そのくだりは私もオキニです( ´艸｀) (2021年5月4日 22時) (レス) id: a6bcddeca8 (このIDを非表示/違反報告)
あすか。 - キスマのくだり最高です… (2021年4月30日 0時) (レス) id: a7e581901d (このIDを非表示/違反報告)
ほしいか(プロフ) - きりさん» 最初から！長かったと思いますお疲れさまです！ありがとうございます！！m(__)mそれほどの小説になっているなら嬉しい限りです！いつでもお待ちしてますよ！！笑 (2021年2月5日 15時) (レス) id: a6bcddeca8 (このIDを非表示/違反報告)
ほしいか(プロフ) - ぬーぴーさん» ありがとうございます！できるだけ早く戻ってきますので、その時はまたよろしくお願いしますm(__)m (2021年2月5日 15時) (レス) id: a6bcddeca8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ほしいか
| 作成日時：2020年12月30日 18時
