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彼の荷物を持って保健室に向かう。
ああもうほんと早く元に戻りたい。
あと、、八日か……
時間経つのおっそいんじゃボケ！！
赤い顔して手を振ってきた女子生徒に適当に微笑んで手を振り返しながら、保健室に辿り着いた。
今日もこの後告白の予約が三件溜まっている。
轟くんほんとモテるな。
もしかして寝てたら嫌だなと思い、そーっとドアを開けるも、そこには誰もいなかった。
リカバリーガールは、、職員会議かなぁ。
ひとつだけカーテンに囲われたベッドがあり、そこだろうと近づく。
「超野」
そのカーテンの中から、蚊の鳴くような声が聞こえた
恐る恐る少し開いた隙間から中を覗き込む
轟「……ぁ…………」
中に居たのは彼女を連れてきた爆豪くんだったのだけど、
彼は、ベッドに身を乗り出して、
そこに眠っている女の子にキスを落としていた
ドクン、と心臓が嫌な音を立てる
やだ。
やだやだ
やだやめて
思わず後ずさる。
しかしここから去ろうとしていたはずのその足は、
後ろにあった椅子らしきものに当たった
カタン、
とこの場所には大きすぎる音が響く
爆「あ……？」
顔を上げた爆豪くんと目が合った
轟「な、、なんっ、、」
ダメよ。問い詰めちゃ。
『なんでそんなことするの』とか、そんな事言っちゃダメ。
だってあの女の子は爆豪くんの彼女なんだもん。
別に浮気してるわけじゃない。
あの子は彼女で、、寝込みにやるのはよくないと思うけど、
でも彼は自分のガールフレンドにキスしただけで、、
ああだから
「裏切られた」なんて、思っちゃダメなのに。
爆「見てんじゃねーよ」
轟「…………」
なんで。
なんで気づいてくれないの。
その子はあなたの嫌いな轟くんじゃない。
クソ舐めプ野郎じゃない。
私が、、私が彼女なのに。
轟「………ばかやろ」
聞こえないくらい小さい声で呟いて、彼に轟くんの鞄を投げつけた
保健室を出てから、自分が全く轟くんらしくない行動をとったことに気づいたが、
そんな事より、すぐに涙が零れてしまいそうで俯いた。
ただ、轟くんの涙腺では泣くことは出来なかった。
ほんっとかったいな君の涙腺！！！！
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まなみ(プロフ) - 入れ替わり番外編�△�色々な意味で面白すぎて久々に小説で笑いが堪えきれなくなりました、笑 この後はアイランド編の後なんだ！と気付き、今からそちらの番外編を読みに行ってきます。ほんとにこの作品大好きになってます。笑 (2023年2月6日 23時) (
レス) id: 33510eeae8 (このIDを非表示/違反報告)
ほしいか(プロフ) - あすか。さん» 沢山コメントありがとうございます！！めちゃくちゃ励みになってます(Ｔ▽Ｔ)そのくだりは私もオキニです( ´艸｀) (2021年5月4日 22時) (レス) id: a6bcddeca8 (このIDを非表示/違反報告)
あすか。 - キスマのくだり最高です… (2021年4月30日 0時) (レス) id: a7e581901d (このIDを非表示/違反報告)
ほしいか(プロフ) - きりさん» 最初から！長かったと思いますお疲れさまです！ありがとうございます！！m(__)mそれほどの小説になっているなら嬉しい限りです！いつでもお待ちしてますよ！！笑 (2021年2月5日 15時) (レス) id: a6bcddeca8 (このIDを非表示/違反報告)
ほしいか(プロフ) - ぬーぴーさん» ありがとうございます！できるだけ早く戻ってきますので、その時はまたよろしくお願いしますm(__)m (2021年2月5日 15時) (レス) id: a6bcddeca8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほしいか
| 作成日時：2020年12月30日 18時
