・戦いたくない ページ24
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轟「詳しい説明は後だ！まずは敵を」
轟くんがそう言った瞬間、氷の山にボコボコと穴が空いて、敵がそのトンネルから姿を現した。
爆「なんだあの個性……」
轟「油断すんなよ」
爆「うっせぇ！！わあっとるわ！！」
『…………』
戦い、たくない。
臨戦態勢をとる三人の少し後ろで、そんなことを考える。
「ガキ共がァ…つけあがってんじゃねぇぞ！！！」
そう言った凸凹敵の小さい方が、服を突き破ってまるでRPGのラスボスのようなモンスターになった。
とても敵向きの個性だと思います。はい。
轟くんの氷結がソイツを襲うが、力も強くなっているのか、その氷を拳で破壊しながらこちらに向かってきた。
それぞれその場から飛び退く。
爆豪くんがそのまま空中で背後にまわり、化け物の背中に爆破をお見舞する。
爆「死ねぇぇぇええ！！！」
「ぐわぁっ！」
短く敵のうめき声が聞こえ、爆豪くんが地面に着地した。
しかしその後ろから、すぐに敵が迫る。
『危なっ！！！』
切「爆豪！！！」
咄嗟に爆豪くんを突き飛ばした切島くんが、敵の拳をもろに受け、吹っ飛んだ。
爆「切島ァ！！！」
轟「避けろ！！」
今度は、もう片方の敵がまた広がった手を爆豪くんに向けていた。
爆豪くんは、轟くんの声で咄嗟に上に飛んで “ソレ” を避ける。
爆豪くんの後ろにあった木が、抉れた。
そのまま敵と戦う二人から目を背け、私は切島くんの元に向かった。
テレポートで。
『大丈夫！？怪我ない！？』
切「おお、硬化してたからな！！」
そう言って切島くんは、笑顔のまま壁にめり込んでいる。
ん？
『……え、いつまでそこにハマってるつもり？』
切「いやハマってるっつーか抜けなくてよ！！」
『硬化解けばいけんじゃない？』
切「え？あっ、ほんとだ！！」
腕を硬化させたまま壁にめり込んでいた切島くんは、その硬化を解くと、立ち上がった。
切「うし！俺らも行くか！！」
そう言ってもう一度腕を硬化させ直した切島くんは、二人の元へ駆けていった。
『うん、、そーだね』
そんな返事をしながら、私はそこに座り込んだ。
私入ったって意味ないし。
結局勝つから、あの人ら。
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ほのか(プロフ) - かんさん» これって別の劇場版のやつとか出す予定ありますか！？ (2022年3月31日 1時) (
レス) id: 92691410f2 (このIDを非表示/違反報告)
かん - 返信してくれてありがとうございます！ほしいかさんの返答が見れてとても安心しました！これからの作品と一緒に待たせていただきます！(o^^o) (2021年6月18日 17時) (レス) id: 76759c51ff (このIDを非表示/違反報告)
ほしいか(プロフ) - かんさん» コメント、そして読んでいただきありがとうございます！そちらの映画はついこの間拝見しまして。。今は私生活が忙しいので、時間の取れる夏休みになら、もしかしたら上げられるかもしれないです！あまり期待せず、待っていてくださると有難いです<(_ _)> (2021年6月18日 3時) (レス) id: 30a6ca8943 (このIDを非表示/違反報告)
かん - 映画のやつも書いてくれて本当ありがたいです！面白かったです！あと提案みたいなことなんですけど、ヒロアカのもう一つの映画で[ヒーローズライジング]ってのがあるんですけどもしよかったら書いていただけませんか？ (2021年6月6日 17時) (レス) id: 76759c51ff (このIDを非表示/違反報告)
ほしいか(プロフ) - エタさん» ああありがとうございます！！嬉しさに舞い上がります(o^^o)こちらこそこれからもよろしくお願いしますm(__)m (2020年10月22日 23時) (レス) id: 7722cd4db4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほしいか
| 作成日時：2020年8月19日 12時
