かっちゃんとラブコメしたい７ (ページ28)

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・ヒーローサインページ28

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「え！？強盗！？」

「うわ、、やばいどうすんのこれ」

「え、やっべぇ銃持ってんじゃん」

『･･････』

緊張感ないなぁ。

いや多分怖いとは思うんだけど、ってか怖いから逆に喋って落ち着きたいんだろう。

『三人はここに座って大人しくしてて』

そう言いながらヒールを脱ぎ捨てる。

「え？三人“は”って、、」

バースデーレディ、一転、ヒーローサインの時間だ。

銀行内を見渡して敵の人数を確認する。

私たち客の前に一人、受付カウンターの前に一人、そしてその真ん中に一人だ。

近くにデクくんがいるから引渡しはスムーズにやってくれるだろう。

『すぅ、』

息を吸って気合を入れる

よし！！

この間銃声がしてから約１５秒

まず初めに全員の拳銃の銃口を念力で無理やりねじまげる

敵「･･･ん？」

その瞬間真ん中の敵の背後にテレポートし

敵「グハッ」

その腹に横蹴りを入れて壁までふっ飛ばす

敵「「は！？」」

それに気づいた二人の敵を念力で操ってお互いの頭を思いっきりぶつける

敵「「いっ！？」」

片方はそれで気絶した

もう片方は石頭なのか、痛がってはいるもののまだ意識がある

敵「てっめぇ！！！」

その石頭敵は涙目になりながらそう言うと、私に銃口を向けた。

『それ撃ったら吹っ飛ぶのは私じゃなくてあなたの腕だけど、撃つ？』

敵「･･････」

銃口が曲がっていることには気づいているようで、悔しそうに顔を歪めた。

とはいえ放置も良くないので、肘を首に落として意識を奪った。

この間約１０秒

銀行強盗敵は、最初の銃声から約２５秒で全員戦意喪失した

かに見えた

「う、うわぁぁあ！！」

背後の客たちの中からそんな声が聞こえたかと思うと

ドォンッ！！

背中に衝撃が走った。

ドン、ドン！！

そのまま何発も撃たれる。

目の前に血飛沫が広がった

撃たれたとわかったのはそれが銃声だとわかったからで、

その姿を確認する前に私は前のめりに倒れ･･･

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てたまるか。