・歌声 ページ45
・
はぁ
タクシーをおりて、高校の門をくぐる。
さっきからため息ばかりついているせいで、タクシーの運転手さんにまで心配されてしまった。
あーあー。
せっかくエンデヴァーにも認めて貰えたところだったのに。
まあ、自粛になる訳はデクくん達のインターン先で色々あったから、ということらしい。
そう言われたら、文句言えないよなぁ。
たまには呼んでくれるって言ってたし、大丈夫か。
そう何とか自分を奮い立たせるが、相変わらず肩を落としたまま寮のドアを開けた。
〜〜♪〜〜♪
寮の中には、綺麗な歌声が響いていた。
『……………』
何、、これ、、、
そのまま玄関に突っ立っていると、歌が終わり、みんなの歓声が聞こえる。
やば、ちょっと鳥肌たった。
疲れが吹き飛んで、ワクワクしながらみんなの元に行くと、丁度バンドのメンバーを決めているところだった。
私、楽器はからっきしダメだしなぁ。
と思いながらその様子を見守る。
上「うぇーーい！やりてぇ！楽器弾けるとかかっけぇーー！！」
峰「やらせろ！！」
切「俺、弦切りそぉ……」
爆「やりてぇじゃねぇんだよ、やる気あんのか！！」
上「あるある！ちょーある！！」
私は爆豪くんがそんなにやる気あるのにびっくりしてるよ。
『どういう状況……？』
とりあえず後ろの方にいた轟くんに話を聞く。
轟「おかえり超野。バンドのメンバー決めだ」
『ただいま……』
いや、それは流石に分かるんだけど
『爆豪くんのあのやる気はどうしたの』
轟「よく分かんねぇけど、音で殺るらしい」
『音でやる？何を』
轟「雄英を」
『ん？？』
結局よく分からなかった。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1002人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ほしいか(プロフ) - あすか。さん» コメント頂けて何よりです！ありがとうございます(o^^o) (2021年5月4日 22時) (
レス) id: a6bcddeca8 (このIDを非表示/違反報告)
あすか。 - 既に投票済みです(無効)←( ＾∀＾)ニタァ…(もっと好評させろや) (2021年4月30日 0時) (レス) id: a7e581901d (このIDを非表示/違反報告)
ほしいか(プロフ) - なしなつさん» あぁぁぁぁ、とても嬉しいです、ありがとうございます！続編もよろしくお願いします！ (2020年7月6日 17時) (レス) id: d3ad79e9d3 (このIDを非表示/違反報告)
ほしいか(プロフ) - 蒲焼さん» 神作とは…！ありがとうございます！続編もよろしくお願いしますm(__)m (2020年7月6日 17時) (レス) id: d3ad79e9d3 (このIDを非表示/違反報告)
なしなつ - あぁぁぁあああもうずっときゅんきゅんさせて読んでました！！爆豪尊い… (2020年7月5日 18時) (レス) id: 9fe0c909f4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ほしいか
| 作成日時：2020年6月6日 13時
