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変わり果てた姿 ページ6
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《深澤side》
病院に辿り着いて
急いで車を降り
向かった先は赤くランプの灯った
手術室の前
並んだソファーにぽつんと座ったなべは
手も 服も 紅く染まってて
ものすごく 小さく見えた
「「なべっ／しょっぴー／翔太っ」」
みんなで駆け寄ると
いつも綺麗な顔が 涙でぐちゃぐちゃで
渡「ごめ...俺...まもれなかった...
目の前に いたのに...俺...ごめん...」
ただただ謝るなべを
俺と照で挟んで座り
大丈夫だと 肩を強く抱き締めた
手術が終わるのを待ってる間
警察が来て
なべと照とマネージャーで
事情聴取を受けて
ラウールは未成年だから
一旦帰るように言ったけど
やっぱり心配みたいで
何時になってもいいから必ず連絡しろって
何度も念押ししながら帰って行った
しばらくするとランプが消えて
中から出てきたnoraは
たくさんの機械や管に繋がれていて
数時間前のあの笑顔は 見られなかった
向「うそやん...こんな...酷過ぎる...っ」
こーじはボロボロ泣いて
目「痛かったね...」
めめはnoraの髪を撫でながら涙を流して
阿部ちゃんはなべの背中を擦りながら
大丈夫 大丈夫と
ずっと声を掛けていた
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作者名：N0RA | 作成日時：2024年1月26日 4時
