シマエナガは夢を見る

噂のアイツ ページ39

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《宮舘side》


阿「ねぇ あの噂聞いた？？」

阿部ちゃんのその一言から始まった


今俺たちは
YouTubeの撮影を終えて
ちょっと談笑してたとこ

あの噂っていうのは たぶん...

佐「あ〜アイツだろぉ？
俺気に入ってたんだけどなぁ〜」

深「凄かったのにな ダンス」

岩「小鳥遊...だっけ？？
俺も一緒に踊ってみたかったな」

阿「でも〜辞めるでしょ アレは」


みんな口々に話す中
眉間に皺寄せて 全く話に入ってこない

我が幼馴染の渡辺翔太


宮「ね 翔太はどう思う？？」


そう振ってみれば
更に眉間の皺は深くなって


渡「いや ないでしょ 女とか
ジャニーズだし 誰かのファンとかで
近付いただけなんじゃね？？」


そう言いながら
プイッと背中を向けてしまった


佐「俺さ〜アイツと踊ったんだよ」

深「え そりゃあるでしょ
アイツめっちゃバックついてたし」

佐「違う違う！アイツが自主練？かなんかしてて
ラブライブの歌 歌ってたんだよ！やーばいだろ？！」

宮「そのヤバさは分からないけど笑」

佐「くぅ〜わからないかぁ！

まぁそんでさ！
踊れるっつうから一緒に踊ったわけよ！
まーぢヤバいかんね？！アイツ！！完璧なの！！」

阿「へぇ〜 俺達もアイツが入ってスグくらいに
チラッと練習見たことあるけど...
確かになんかヤバかった ね？ふっか」

深「うん え？ホントに入りたて？？て思うくらい
でもあれが女の子だったと思うと 更にヤバい」

なんかとにかく
「ヤバい」が飛び交うこの会話

どーなの？語彙力皆無じゃない？笑



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