今日:31 hit、昨日:118 hit、合計:158,652 hit
小｜中｜大
私という人 ページ4
お父さんとお母さんが亡くなった
否
亡くなっていた
そう知らされたのは
私がまだ5歳だった時のこと
人より妙に理解力のある私は
それを理解する事は容易に出来たけど...
何せ産まれてすぐのこと
そもそも両親の顔も声すらも知らないから
哀しいだとか寂しいだとか
そういう感情は芽生えなかった
施設で育った という事に
可哀想だ と言う人もいるのかもしれない
けれど 周囲の大人曰く
【ヘーゼル色の瞳にブルネットの髪
歌声も人並外れているのだから
noraは恵まれている】
のだそうだ
確かに歌うことは大好きだった
気付けばいつも
誰かに歌を歌ったり
ピアノは何故か弾けていたから
暇さえあれば鍵盤を叩いて
歌を口ずさんでいた
毎日楽しく暮らしていたある日
小学校1年生になった時のこと
私を娘として迎え入れたい と
名乗り出てきた夫婦がいた
とても優しそうで
とてもあたたかい雰囲気の2人だった
はずだった
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 352人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
N0RA(プロフ) - 美紀さん» まだまだ書き始めなのに、コメント頂けて嬉しいです！美紀さんもお体に気を付けて新年をお過ごし下さい( *´꒳`*)♡ (1月1日 18時) (
レス) id: cdcc514cb2 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - Snow Manとジャニーズ全グループ大好きですコロナとか温度差で体調に気をつけましょう (1月1日 7時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：N0RA | 作成日時：2023年12月31日 3時
