ひとりぼっちはお終い ページ32
エ「おい nora」
眉間に皺を寄せて
腕を組みながら呼び掛けるエイトフットに
noraは咄嗟にマルフィの腕にしがみついた
『な なに？』
マ「well well...
怖がらせてどうするんだエイトフット」
するとエイトフットは大きな溜息をついて
組んでいた腕を下ろすと
noraの近くへ歩み寄りゆっくりと口を開く
エ「とりあえず そいつの手を離せ」
『は はいっ』
エ「...俺は お前の歌が好きだ
海岸で出逢った あの時から
アースラ様の娘になるのは衝撃だったが
ここにいるヤツらとは違って
上でも下でも ずっと一緒に仕事が出来ると思ったら
少し...嬉しかった...」
フ「は？今何て言ったん？」
エ「うっせェな！！嬉しかったっつったんだよ！！」
フ「あぁ〜はいはい 続けて？ﾆﾔ」
ホ「邪魔しちゃダメだろ」
プ「そーよ!今いいとこなんだから!」
フ「も〜わかったて」
エ「お前と出逢えて良かった」
ダ「え なに?お別れの言葉?」
ジ「僕は大歓迎だけど♪」
エ「お前の髪も尾鰭も歌声も
俺は誰よりも綺麗だと思ってる
俺は...」
言葉を詰まらせ少し俯いたエイトフット
『ジョー...？？』
エ「...お前は 俺に必要だ
この先何があっても1人にさせねェ
ひとりぼっちになんてさせねェ
お前が嫌だっつっても
ずっと一緒に居てやる
これからは俺が
お前の“家族”になってやる」
不器用なその言葉に
見届けていた面々は「上からかよっ」と
ガッカリしていたが
noraはクスクスと笑いながら
涙をポロポロと零していた
『いいの？私 怒って歌っちゃったら
ジョーすっごく苦しいかもよ？痛いかもよ？』
エ「あァ？俺を誰だと思ってる」
『でも もしっ..エ「あ〜うるせェな！」』
エ「お前が心配するような事
不安に思ってること全部
そうならねェしそうさせねェよ
ただ俺がお前に居て欲しいってだけだ
ただ俺に着いてこい」
『...はいっ』
笑みを浮かべながらも涙を流すnoraの頭を
少し乱暴にガシガシと撫でると
エイトフットはそのままぎゅっと抱き締めて
エ「綺麗だ よく似合ってる
それから....愛してる」
皆には聞こえないように
そうnoraの耳元で囁いた
ーFinー
.
終わり
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Line - 検索より失礼します。ディズニーでもハロウィンの季節になり、久しぶりに手下の小説を読み始め、この作品に出会いました。とても面白いです‼夢中になって一気読みしちゃいました！お体にはお気をつけて、更新頑張ってください！楽しみにしています。 (9月22日 17時) (
レス) @page15 id: 409bb2f996 (このIDを非表示/違反報告)
N0RA(プロフ) - yit高梨アヤメ@新垢さん» お知らせ頂きありがとうございます!! 外したハズなんですが( ˃ ˂ ) 気付かなかった💦本当にありがとうございました!! (8月23日 17時) (レス) id: 1fc34909ae (このIDを非表示/違反報告)
yit高梨アヤメ@新垢(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (8月21日 13時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
N0RA(プロフ) - ヴィランズ尊くて無理さん» コメントありがとうございます！楽しみにして頂けてとっても嬉しいです(´；ω；｀) 最終章だというのに亀更新 申し訳ありません(;_;) (8月6日 16時) (レス) id: 1fc34909ae (このIDを非表示/違反報告)
ヴィランズ尊くて無理 - 続き楽しみにしてます (8月6日 6時) (レス) @page7 id: 3b56fa98f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：N0RA | 作成日時：2023年7月14日 22時
