いつも傍に ページ13
まるで霧が晴れるように
noraを包んでいた緑色の煙が
強い突風と共にブワッと消えた
さっきまで宙に浮いていたnoraは
体が淡く光ったまま ふわりと地に足をつけ
ゆっくりと瞼を開く
一同「「「noraっ！！/ noraさん！！」」」
皆が名前を呼ぶ中
1人駆け寄り 抱きしめたのは...
エ「悪かった！お前がどれだけ辛かったか
分かってたはずなのに...俺は...」
エイトフットは強く強く
noraを抱きしめた
『ごめんなさい みんな
ごめんなさい ジョー』
色を戻したnoraの瞳からは
ポロポロと涙が溢れていた
拭っても拭っても止まらないそれに
両手で顔を覆い
ただただ謝る彼女の姿に
安堵の表情を浮かべる者
つられて涙を流す者...
こんなヴィランズの姿を
誰が想像出来ただろうか
ジ「ねぇnora 僕らじゃ足りない？」
ダ「世界中の全てが敵に回っても
僕達は 少なくともここに居る奴らは
絶対に離れたりしないよ？」
ヴ「また会える保証は出来ませんが
約束はしますわ」
一人一人の顔を見ながら
noraの頭に浮かぶのは
短いけれど たくさんの
数え切れない程の思い出たち
生まれてきて
育ってきて
生きてきた年月に比べたら
ほんの一欠片の時間に
出逢ったこの人達から
これまで知らなかった
教えて貰えなかった幸せを愛情を
気付かないうちに
両手でも抱えきれないほどたくさん
貰っていたのだ
『ありがとう みんな優しすぎるよ
本当にヴィランズなの？？苦笑』
ア「ヴィランズ以外の何物でもないだろ」
フ「そうやね〜ウチらホンマ悪いわぁ」
プ「だって私達 noraを
闇の世界に引き摺り込んでるのよ？」
マ「私の美しさに まんまと誘惑されたわけだ」
ハ「それはどうかわからないけれど とにかく
もうnoraはヴィランから抜け出せないわね」
いかにも悪そうに次々にそう話す彼等に
悪意など全く感じなかった
V「さて 事の元凶は誰だったかな？」
ス「しっかりお話してもらわなきゃですねぇ」
V「秋の終わりは近い 最期までしっかり
仕事をしてもらわなければいけないからね？
ちゃんと解決してくるんだな エイトフット」
そう言って エイトフットだけ残して
スキャターがさぁさぁと
みんなを部屋の外へと連れ出して行った
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Line - 検索より失礼します。ディズニーでもハロウィンの季節になり、久しぶりに手下の小説を読み始め、この作品に出会いました。とても面白いです‼夢中になって一気読みしちゃいました！お体にはお気をつけて、更新頑張ってください！楽しみにしています。 (9月22日 17時) (
レス) @page15 id: 409bb2f996 (このIDを非表示/違反報告)
N0RA(プロフ) - yit高梨アヤメ@新垢さん» お知らせ頂きありがとうございます!! 外したハズなんですが( ˃ ˂ ) 気付かなかった💦本当にありがとうございました!! (8月23日 17時) (レス) id: 1fc34909ae (このIDを非表示/違反報告)
yit高梨アヤメ@新垢(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (8月21日 13時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
N0RA(プロフ) - ヴィランズ尊くて無理さん» コメントありがとうございます！楽しみにして頂けてとっても嬉しいです(´；ω；｀) 最終章だというのに亀更新 申し訳ありません(;_;) (8月6日 16時) (レス) id: 1fc34909ae (このIDを非表示/違反報告)
ヴィランズ尊くて無理 - 続き楽しみにしてます (8月6日 6時) (レス) @page7 id: 3b56fa98f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：N0RA | 作成日時：2023年7月14日 22時
