歌で繋がる友情 ページ33
そこに居たのはヴェールだった
『あ はい
ダルくんとお散歩が終わったところなんですけど
朝食まで時間があるからゆっくりしててって
アップルさんとスキャターに言われて』
ヴ「そうでしたの もしご迷惑でなけれな
お話ししません?早くに目が覚めてしまって
退屈でしたの クスッ」
『もちろん♪ 私もヴェールさんと
お話ししてみたかったんです!』
嬉しいですわ とニッコリ笑うヴェールは
とても綺麗で とても可愛いかった
アップルが呼びに来てはいけないので
私の部屋でお喋りすることになり
ヴェールが部屋から持ってきた
お気に入りの紅茶を口にする
ヴ「そういえば スカーさんが
女子会をやろう!って仰ってましたわ♪」
『じょしかい??』
ヴ「ご存知ありませんの?
女の子同士でお茶してお菓子を食べながら
いろんな話しをするんですのよ♪
ほとんどが恋のお話しですけれど」
『なんだかとっても楽しそうですね!
恋...というのがどういうものかは
わからないけど...』
ヴ「そうでしたの??
では次の女子会のテーマは noraさんに
恋についてお教えする!ですわねぇ」
嬉しそうに話すその姿に
私まで嬉しくて
女子会というものに胸が膨らんだ
ヴ「ところでnoraさんは趣味はおありですの?
私は歌うのが好きなんですのよ♪」
そう言うと少々控えめに歌い出す
ヴ「♪助けてあげて 踏み躙られた
その人たちを みな神の子〜♪」
聴いたことのあるその歌に
自然と口ずさむ
「『ゴットヘルプ救いを〜みな神の...子〜♪』」
するとヴェールは
目をキラキラと輝かせて拍手をする
ヴ「素晴らしい歌声ですわ!noraさん!
それにこの曲 ご存知なんですね!」
『私も歌うのが大好きで
外の世界の歌をたくさん調べたんです
その時にこの曲も知って』
ヴ「そうでしたのね
あぁ〜とても感動しましたわ!
ぜひ皆さんにもお聴かせしたいくらい!」
『内緒にしてて下さいね!恥ずかしいので』
ヴ「残念ですわ〜 でも
こんなにお歌が上手なお友達が出来て
本当に嬉しいですわ♪
またぜひ 一緒に歌って下さいな」
もちろん♪というタイミングで
ちょうど戸を叩く音が響く
急いで返事をして戸を開くと
ホテルマンのように綺麗な立ち姿の
アップルがいた
ア「準備が出来…おや ヴェールも一緒か
朝食の準備が出来たから呼びに来たんだが
2人で先に行っててもらえるかな?」
『一緒に行かないんですか?』
ア「隣が少々厄介でな 」
ヴ「まぁ お隣でしたのね
行きましょう noraさん♪」
73人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
N0RA(プロフ) - 明舞音さん» うわぁぁぁぁ!!ありがとうございます!(土下座) 書きたい所まで繋ぐのに必死で主人公キャラ迷子だし全然話し進まないしで申し訳ないです(T_T)面白いと言って頂けて、もぉぉ感謝しきれません!!ありがとうございます!! (2022年12月22日 8時) (レス) id: 9668684fcd (このIDを非表示/違反報告)
明舞音 - うわぁぁぁぁぁa(( 一気読みしてしまったッッ!!✨ めちゃくちゃ面白いです!設定とか 好きすぎます…!!御話も しっかりしていて 読んでて一人でニヤニヤしてました(??) (2022年12月21日 23時) (レス) @page33 id: 4774865982 (このIDを非表示/違反報告)
yoka0777(プロフ) - お返事ありがとうございます💕はい!!待ってます😊 (2022年12月8日 21時) (レス) id: 25b857fc95 (このIDを非表示/違反報告)
N0RA(プロフ) - yoka0777さん» 初めてコメント頂きましたぁ(´;ω;`)嬉しすぎます!!この先も楽しんで頂けるよう、頑張りますね! (2022年12月6日 16時) (レス) id: 9668684fcd (このIDを非表示/違反報告)
yoka0777(プロフ) - 続きも楽しみにしてます!! (2022年12月6日 15時) (レス) @page10 id: 25b857fc95 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:N0RA | 作成日時:2022年12月2日 8時