朝のお散歩 ページ31
早朝...まだ日が昇る少し前
柔らかな感触に目を覚ます
それは自分では掛けた覚えのない
白いブランケットだった
『誰か...来たのかな？』
あ....と 自分の格好を確認して
『しまった 服着てない...まぁいっか♪』
恥じらうべきなんだろうけれど
何せ人魚だったものだから
あまり抵抗がなかった
すると まだ薄暗いというのに
戸を叩く音が部屋に響いた
念の為 服を纏い
はーい と声を掛け戸を開ける
「おはようnora！！！」
と元気いっぱいに挨拶をして
そこに立っていたのは
『ダルメシアさん！』
ダ「も〜ダルでいいってば〜
ねぇnora！散歩行こう散歩！！」
『わかったから シーっ！
きっと皆まだ寝てるから静かに！』
そう小声で伝え
一旦ダルメシアを部屋へと促す
『準備するから待ってね♪
でも どうしてこんな早い時間に？
いつも1人で行っているの？？』
ダ「いつもよりちょーっと早く呼びに来た！
noraが起きてないかもしれないから！
いつもジャックかアップルと行くんだけど...
noraと一緒に行きたくて！まさか
起きてるとは思わなかったよ」
きっと尻尾があったら
ブンブンと音がしそうなくらい
振っているんだろうな と思うほど
ニッコニコで待っているダルメシアに
可愛いなぁ と思ってしまう
準備を終えて外に出ると
ほんの少しヒンヤリとして
なんとなく空気が澄んでいる気がした
『朝の外って気持ちいいんだね』
ダ「だろ？賑やかなのも好きだけど
こういう静かな時間も好きなんだ！」
普段賑やかな人がそう言うので
なんだか笑ってしまった私に
笑うなと頬を膨らませる
『ごめんね ｸｽｯ
あ 私 陸に上がってから
こうやってちゃんと歩き回るの初めてかも』
そう言って1歩先を行くダルメシアの前に出て
『初めて記念日だね♪』
と 満面の笑みで告げると
ダルメシアはほんの少し頬を染めて
視線を逸らし
ダ「ほ ホテルまで僕と競走だ！！
早くしないと朝ご飯全部食べちゃうからな！」
ホテルを指差しながら告げると
此方を振り向きもせずに走り出してしまった
『え？！いや無理でしょ！！
競走なんて わんちゃんに勝てっこないじゃない！』
その叫びも虚しく 走り去るダルメシアを
走り慣れない私は必死で追い掛けるしかなかった
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N0RA(プロフ) - 明舞音さん» うわぁぁぁぁ！！ありがとうございます！(土下座) 書きたい所まで繋ぐのに必死で主人公キャラ迷子だし全然話し進まないしで申し訳ないです(T_T)面白いと言って頂けて、もぉぉ感謝しきれません！！ありがとうございます！！ (2022年12月22日 8時) (
レス) id: 9668684fcd (このIDを非表示/違反報告)
明舞音 - うわぁぁぁぁぁa(( 一気読みしてしまったｯｯ！！✨ めちゃくちゃ面白いです！設定とか 好きすぎます…！！御話も しっかりしていて 読んでて一人でﾆﾔﾆﾔしてました(？？) (2022年12月21日 23時) (レス) @page33 id: 4774865982 (このIDを非表示/違反報告)
yoka0777(プロフ) - お返事ありがとうございます💕はい！！待ってます😊 (2022年12月8日 21時) (レス) id: 25b857fc95 (このIDを非表示/違反報告)
N0RA(プロフ) - yoka0777さん» 初めてコメント頂きましたぁ(´；ω；｀)嬉しすぎます！！この先も楽しんで頂けるよう、頑張りますね！ (2022年12月6日 16時) (レス) id: 9668684fcd (このIDを非表示/違反報告)
yoka0777(プロフ) - 続きも楽しみにしてます！！ (2022年12月6日 15時) (レス) @page10 id: 25b857fc95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：N0RA | 作成日時：2022年12月2日 8時
