スキャターという人 ページ27
燭台が点々と灯る薄暗い廊下を進んだその先
到着したのはシンプルな造りの扉の前
ス「ここが noraさんがこれから
リクルート期間中に生活して頂く部屋です♪
お荷物は...無いようですが
クローゼットにお洋服が届いているようですよ！」
『そうなんですか？私 送った憶えは...』
ス「あ おそらくアースラ様からのものだと
Mrが言っていました♪ 」
なるほど と頷き
ドアノブに手を掛ける と
手先にピリッとした感覚が走る
ビクッと手を引いた私を見て
スキャターが慌てて声を掛ける
ス「あぁ〜！すみません！
私 説明し忘れていました！！
このホテルは 元は何もない殺風景なお部屋で
全て同じ造りになっているんです
ですが ノブに触れると そこに住まう人の
魔力やイメージを読み取り
部屋の雰囲気が変わる仕組みなんです
一度読み取られると、リセットされるまでは
変更されないようになっています！
さぁ 開けて見て下さい noraさん♪」
そっと扉を開くと
そこにはまるで深海のように静かで穏やかな
落ち着く雰囲気の空間が広がっていた
壁や天井には 月明かりが水面に
反射しているかのような光が
キラキラと 優しく揺らめいていた
家具は白で統一され まるで珊瑚礁のようだ
『ここが 私のお部屋？
なんだか勿体ないくらい広いですね苦笑』
ス「ですよね笑 私も最初は広すぎて
慣れるまでずっと部屋の隅にいました笑
それにしても美しいですねぇ〜♪
noraさんのイメージそのものです！」
『スキャターさんって面白いですね』
クスリと笑う私に
何故か頬を染めているスキャターは
お願いが...と恥ずかしそうに告げる
ス「エイトフットさんに敬語を使わず
名前で 呼んでらっしゃいましたよね？！
ジャックさんやダルメシアさんも
先程仰っていましたが ぜひ私のことも
呼び捨てにして下さい！」
もちろん敬語も無しで！と
期待で目を輝かせながら
『ｸｽｸｽ わかりま...じゃなくて
わかったわ♪ よろしくね スキャター』
私の呼び掛けにパァァァと笑顔になると
もの凄い勢いで手を握り
何度も何度も名前を呼ばされた
ブンブンと音がしそうなほど
繋いだ手を上下に振られながら
海にいる時に作り笑いばかりしていた私は
スキャターのお陰で心からの笑顔を
初めて出せたような そんな気がする
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N0RA(プロフ) - 明舞音さん» うわぁぁぁぁ！！ありがとうございます！(土下座) 書きたい所まで繋ぐのに必死で主人公キャラ迷子だし全然話し進まないしで申し訳ないです(T_T)面白いと言って頂けて、もぉぉ感謝しきれません！！ありがとうございます！！ (2022年12月22日 8時) (
レス) id: 9668684fcd (このIDを非表示/違反報告)
明舞音 - うわぁぁぁぁぁa(( 一気読みしてしまったｯｯ！！✨ めちゃくちゃ面白いです！設定とか 好きすぎます…！！御話も しっかりしていて 読んでて一人でﾆﾔﾆﾔしてました(？？) (2022年12月21日 23時) (レス) @page33 id: 4774865982 (このIDを非表示/違反報告)
yoka0777(プロフ) - お返事ありがとうございます💕はい！！待ってます😊 (2022年12月8日 21時) (レス) id: 25b857fc95 (このIDを非表示/違反報告)
N0RA(プロフ) - yoka0777さん» 初めてコメント頂きましたぁ(´；ω；｀)嬉しすぎます！！この先も楽しんで頂けるよう、頑張りますね！ (2022年12月6日 16時) (レス) id: 9668684fcd (このIDを非表示/違反報告)
yoka0777(プロフ) - 続きも楽しみにしてます！！ (2022年12月6日 15時) (レス) @page10 id: 25b857fc95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：N0RA | 作成日時：2022年12月2日 8時
