智司くんと私。【今日から俺は】

九十一話 ページ19

話が終わったようだ

私は、智司くんと相良の元へ行く



ティッシュを取り出し

相良の顔を拭く



相良｢てめぇも、居たのか｣

『…………私は、あんたが嫌い』


相良｢いきなりだな……………｣


『でも、許さないのは、やめたよ

だって、智司くんが許したんだもん

それなのに私が許さないなんて

そんなのおかしい』





『それに、今の相良は結構すきだよ』





智司くんが一番だけど




そう言うと、智司くんはちょっと照れてた


可愛い



相良｢イチャつくな……｣



と相良が言ってきたので

ティッシュを丸めて、鼻にぶっ刺してやった



相良｢何すんだてめぇ！！！｣




怒ってたんだけど


なんか、鼻にティッシュ詰めてる顔が面白くて


爆笑してた


智司くんもw








それから、相良は帰り、

私と智司くんは一緒に帰っている






片桐｢………ゆり｣

『ん？』



片桐｢……俺、どっかの街で働こうと思う｣


『……！』



片桐｢何年もかかるかもしれない

それでも、待っててくれないか？｣







片桐｢一人前の男になって、

お前の元に戻ってくる｣









『それは、もう決めちゃったことなんでしょ？』

片桐｢あぁ｣




それならもう、私の心だって決めてある

ていうか、今、決めた








『……待つよ

何年でも。ずっと、智司くんの事待ってるから

絶対に戻ってきて』





私に行かないで、なんて言える資格ないでしょ？




寂しいよ、とっても………



でも、信じてるから









『愛してるよ、智司くん』









数日後、智司くんは

私に何も言わずに行ってしまった。

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