智司くんと私。【今日から俺は】

八十四話 ページ12

三橋｢しっかし、智司が俺達のことをたれこまなかったって事が傑作だぜ｣


伊藤｢ヤロー、漢だったってことだ｣





『君達何言ってんの、智司くんは男だよ……

相当イケメンな』





そう言うと、二人はなぜか真顔になって

こっちを見ていた








………なにさ







三橋｢しっかし、相良のヤロー

マジで地獄に送ってやらねぇとな……｣






悪い人じゃないのかもしれないけど

私は、まだ怒ってるからね



智司くんの事で。


私は、まだ怒ってるからね(2回目)







伊藤｢とにかく強ぇーぞ

あの、月川って巨人は……｣





ん？……月川………？





伊藤｢銀龍会の若頭だって、さっきサツが言ってた｣




絶対にアイツじゃん………

あの男じゃん………………



……言わないでおこう



この二人に、そいつとお見合いしたってことは


絶対に言わないでおこう。









それから私は先に帰った







『………父さん達には心配かけたくないしな……

でも、一応言っておこう』







絶対、迎えとか来そう……


最近、智司くんと会えていないんだよ


忙しいみたいだからね…………







しゃーない、


いっちょ、やってやろーじゃねぇの




覚悟しろ、月川……

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