53−怒るほどの事じゃない！ ページ3
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｢…その、ガープ、さんの孫って聞いて、驚いちまって……焦ってたら、手が……あのガキの、胸に…当たっちまって……。少し…ほんの少しですが…膨らみが……」
｢おめェ何してんだァァ！！」
そう。彼は、ガープの孫だと聞いて焦っていたら、まだ成長中のA(7歳)の胸に手が当たってしまったのだ。
その時、彼は思った。｢男の胸ってこんなにやわっこいか？」と。
そして、女と聞いて顔を青くした。もしも、この事がガープに知れてしまったら。そう考えると夜も寝られないだろう。
ダダンが、彼に拳骨をした。彼女も焦っているのだ。もし、Aがガープにこの事をチクられたら、自分もお終いだと。
彼は気絶してしまった。ダダンはまた落ち着かねば。と水を一杯飲んだ。
そんな事はつゆ知らず、というか何も気にする事なく、Aはエースを追っかけていた。
｢おおーい！おお────いっ！！」
｢…………！」
エースの背中にそう叫ぶ。それが己に向けられているものだと気づいたエースは、チッと舌打ちをした。
｢私、Aって言うんだ！！唾つけられた事、もう怒ってないぞー！」
思い出すのはあの時のシャンクスだった。
｢ただ、酒をかけられただけの事だ。怒るほどの事じゃないだろ？」
あの広い器になれなければ。と思うA。少しでも
｢唾をかけられただけの事だ！！怒るほどの事じゃない！友達になろう！どっか行くのかー？」
両手を振りながら、そう言った時。エースは近くにあった大きな木を蹴り倒した。ここは木からしたら下り坂。Aの方に転がって来た。
｢うぎゃああああ───っ！！！」
叫びながら、転がってくる木から全力で逃げる。しかし、いくらなんでも転がってくるものには勝てず、木とAは衝突した。
エースは、そんなAを心配することも助ける事もなく、冷たい表情でスタスタとどこかへまた歩いて行った。
｢い"ってェー……！！こんにゃろー！！」
Aは木を退かして、またエースを追いかけた。頭が割れるように痛い。額も切れたのか血が出ている。
Aはエースに少しの怒りを覚えながらも、必死に追いかけて行った。
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僕達はエンジェル(プロフ) - 瑠璃さん» 瑠璃様、ありがとうございます！！私、盃兄妹編はすごく書きたかったんですよ！！あ、絶対に言うと思います笑 確実に過保護になりますね！更新頑張ります！どうか今後とも、よろしくお願いします！ (2020年1月12日 17時) (
レス) id: 262d2e4054 (このIDを非表示/違反報告)
僕達はエンジェル(プロフ) - ミリアさん» ミリア様、ありがとうございます！！やっと続編に行くことができました！盃兄妹編、楽しんでいただけるよう頑張ります！不定期更新ですが、どうぞよろしくお願いします！ (2020年1月12日 17時) (レス) id: 262d2e4054 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 続編おめでとうございます！！エースと夢主が会い益々続きや展開が楽しみ！！エースとサボが兄妹になったら夢主の恋人になるなら自分達を倒せと言いそうですね！あるいは無意識に惚れてて嫉妬で追い払うか(エースが)これからも頑張ってください！ (2020年1月12日 14時) (レス) id: cd04157892 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 続編おめでとうございます。盃兄弟達に遂に絡み凄く続きが楽しみです。今年も無理せず自分のペースで更新頑張って下さい。 (2020年1月12日 13時) (レス) id: 8276d311bf (このIDを非表示/違反報告)
僕達はエンジェル(プロフ) - 紅藍泉(サブ垢)さん» 返信、遅くなりすみません！！前回からのコメント、お祝いの言葉をありがとうございます！！本当に励みになります！更新頑張ります！！今後とも、この作品をよろしくお願いします！！ (2020年1月12日 12時) (レス) id: 262d2e4054 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：僕達はエンジェル | 作成日時：2020年1月8日 20時
