片桐くんと私。２【今日から俺は】 (ページ8)

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五十話ページ8

『あ、遅刻だ……！じゃあ、私行くね！』

片桐｢送っていく｣

『えっ！だ、ダメだよ！！東京の人探すんでしょ？』

片桐｢お前が拉致られるかもしれねぇだろ｣

クハッッッ！！

なんだよ！！イケメンじゃん！！
もうむり、

相良はお熱いねぇーと言ってどこかへ行った

そんなんじゃないし！！

なりたいけど、違うし！！！！

心の中で叫びながら片桐くんと歩いた

涼しい顔して道路側歩いてくれるとか紳士！！

あーーーーー！！軟高まで心もたないよ！！

片桐｢気をつけろよ、お前……ただでさえ危なっかしいんだからな｣

『大丈夫だよ！今は片桐くんがついてるしね！』

そう言うと片桐くんは、口元を手で隠した

照れてる……可愛い！！！！

片桐｢本当に、お前は……恥ずかしげもなくそんなこと言えるよな………｣

『えへ』

デレ桐！！

なんて……w

好きな人との時間は早くすぎるもので、

いつの間にか軟高に着いた

『それじゃあ、片桐くん！無理しないでね！！

血だらけにならないでよ！？』

片桐｢心配しすぎだ…じゃあな、気をつけろよ｣

『うん！ありがとう！』

そう言って、私は校舎へ入っていった

しかしこの時、私は片桐くんと一緒に居なければ

あんな事にはならなかったんじゃないかと思う…