片桐くんと私。２【今日から俺は】 (ページ7)

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四十九話ページ7

『………は？』

目の前で人が倒れている

『あれ？この制服…』

絶対開久の人だ

顔をよく見れば、うん、

片桐くん達の後ろによく居る人だ

どうしよう

『あのー………大丈夫ですか？』

｢っぐ……｣

しょうがない、気絶してるみたいだし

開久まで引っ張っていこ

おんぶとか出来ないから引きずらなくちゃね

＿＿ｽﾞﾙｽﾞﾙ

お、重い

なんだよ、やっぱり高二の体重は思い！！

まず腹筋割れてるし………！！

｢っ…！！！｣

『あ、起きた……大丈夫ですか？もうすぐ、開久高校に着きますよー』

｢す、すんません………｣

『立てますか？｣

手を出して引っ張る

あんまり触りたくないけど、ケガ人だから肩を貸す

『もうすぐ開久なので、頑張って下さいね』

｢あざす………｣

それから開久に着きその人の案内の元、溜まり場みたいなところに連れていく

そこにはソファーに座ってる片桐くんや相良がいた

周りにもなんか、いろんな人いるから少し怖いな

片桐｢なにしてんだ｣

『片桐くん！』

｢か、片桐さん！！｣

なにやら眉間に皺を寄せ怒っているような雰囲気だ

でーも、そんな姿もイケメンですね☆

『倒れてたから、途中まで引きずってきちゃった』

片桐｢お前………ホントにお人好しだよな……｣

はぁ、と呆れた風に溜息をつく片桐くん

カッコイイね

その顔も、絵になってるよ☆