片桐くんと私。２【今日から俺は】 (ページ6)

今日:6 hit、昨日:18 hit、合計:93,920 hit

四十八話ページ6

それから、ヤマトさんに迎えに来てもらい家に帰った(京子も送ってったよ！)

＿＿翌日

『あ、伊藤くん！』

伊藤｢あ、おはよう！ゆりちゃん｣

『京子が昨日さ、伊藤が理子と一緒に居たの見たらしくて不安がってたから、今以上に甘やかした方がいいよ！笑』

伊藤｢ええええ！？おれは浮気なんてしない！！京ちゃん泣いてなかった！？｣

『うん、信じてるって言ってたよ！』

昨日の事は、伊藤には内緒にするけども、ね？

これでもっとイチャイチャするでしょう！

すると伊藤は何を決心したのか

“京ちゃぁぁあああん！！！”

と叫んでいた

………離れとこ

頭おかしいヤツって思われたくないしね

・

あれから昼休みになり、私は屋上で寝ている

理子は教室にいるけど、話し込んでるみたいだったし………

ぼーっと下を見てみると伊藤と三橋が何か話しているようだ
そして、どこかへ走って行った

どこ行ったんだろうね

多分ケンカだろう
私が出る幕でもないだろうし、それにあの二人なら負けないでしょ

それから私はまた寝た
屋上ってイイネ

＿＿ＮＯside

開久高校のツッパリが
片桐智司と相良猛の男の前に立たされている

その立たされているヤツらは全員ボロボロで、その2人に怯えているように見える

相良が口を開く

相良｢てめぇらか………どこぞのガキ相手に金巻き上げてたってのはよォ｣

相良はチラリと片桐の方を見る

片桐は下を向いていたが、怒りのオーラが出ていた

相良｢智司は怒りで声も出ねぇと………｣

そう言い、相良は立ち上がり前にいた奴らを蹴る

相良｢俺らに恥じかかせんじゃねぇぞ！｣

怒鳴りながら、奴らを蹴っていく相良

すると、片桐が口を開く

片桐｢どいつにやられたんだ｣

片桐が問うも恐怖でか口を開かない

相良｢言え！！！｣

相良が怒鳴ると恐る恐る口を開いた

｢紅校の、今井と………｣

｢……ｯ伊藤と……三橋……！！｣

片桐｢なに………｣

それを聞くと相良はクックックと笑い出す

相良｢懲りずにやってくれるねぇ……智司ぃ、これは報復措置が必要なんじゃねぇの？｣

相良の目は先程とは違い、イキイキした…獲物を見つけた肉食動物の様な目だった

片桐｢…………考えとくよ｣

片桐の答えに相良は驚いて、不服そうだった