片桐くんと私。２【今日から俺は】 (ページ21)

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六十三話ページ21

あれから三橋と伊藤は

剛田を倒したようで、今は私達は帰っている

私の左頬に湿布が貼ってあるよ。

伊藤｢大丈夫？ゆりちゃん……痛てぇだろ？｣

『んー、別に……そこまで痛くない…((ツンｯ

あぁぁぁあ！！！い"だい"』

って何すんだ三橋！！！

ツンって思いっ切りしたよね！？

理子｢やめなさい、三ちゃん！！｣

もう、ほんとヤダ……

まじボコボコにしたるぞコラ

三橋を思い切り睨んでいると

京子｢はぁーー、よかったぁ

伊藤さんが坊主じゃない！｣

伊藤｢とうぜーん、そう簡単にこの髪型は辞められねぇよ！｣

京子と伊藤のイチャイチャターイム！！！

三橋の顔が面白いw

ざまぁw

明美｢あ、そういや……校門の近くに片桐が居たんスけど、なんかあったんスか？｣

『え！！！！』

か、かた、片桐くんがいる！？

理子｢ゆりちゃん！付き合い始めたの！？｣

『ち、ちちち、違う！！私は片桐くん好きだけど付き合ってないよ！！？』

京子｢頑張って下さいね！ゆりさん！！｣

『あ、ありがと……』

もう、マジなんなの！！

めっちゃ恥ずかしいんだけど！！！

三橋に至っては、こんどは私の方見てあの顔してるし！！

『じゃ、私行くね！！ばいばい！』

ダッシュで校門まで行く

どうしてここに居るんだろう…………

もしかして、彼女がいる………！？

なら、私行っちゃダメなんじゃ……

なんで軟高に彼女作ったのーー、

会うじゃん！バッチリ会ってるじゃん！！！

走るから歩くになる私

もしも、もしも彼女待ちだったら、私の恋は終わる………

死んだ…………

俯きながら歩いてると

校門に寄りかかっていたハズの片桐くんが目の前にいる

『！？』

ガバッと顔を上げさせられると

眉間にシワが寄った