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五十七話 ページ15

それから今度は階段を駆け上がる

すると、腕を引っ張る男は
岩田と呼ぶ男を蹴り落とす



最低だ

こんなクソ大っ嫌い!!!




早く手離してくんねー?




1番上まで駆け上がると、私の手を離す


だから私は一発お見舞いしよう、と思い殴りかかった


いや、殴りかかろうとしたのだ



その男は私の腹を蹴り、後ろに押した


いや、落とした、が正しいだろうか




紅野「君はもう、必要ないからね、ばいばーい」




そう笑う男に殺意がものすごく湧くが

今はどうしようか



スロー再生のようにゆっくりと遠のいていくあの男



下には伊藤や三橋がいるけど

もし、受け止めれたとしても一緒に落ちるのがオチだ



それだけは避けたい………


でも、これで落ちて打ちどころが悪ければ即死……




どうしよう………




『ッ…………』




目をつぶる……


でも、どのくらい経っても一向に痛みは来ない



恐る恐る目を開ける



『!!』



すると、目の前には片桐くんの顔が……


その顔は眉間に皺を寄せ、

怒りに満ちていた





どれくらい怒っているかなんて想像もつかない



でも、ものすごく怒っているのは確かだ



私を下ろして、岩田という男を見下す片桐くん



岩田「仲間に捨てられた可哀想な男だ……

助けてくれよ……二度と千葉((ゴスっ!!」




助けを乞う男の顔に片桐くんは
思いっきり蹴りを入れた


三橋と伊藤は2人そろって

「怖……」

っと言っていた

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作者名:僕達はエンジェル | 作成日時:2019年1月7日 0時

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