My sweet baby - 2 -

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悠「え！Aさん！？」








『あ、悠くん、久し振り』








そう、私が働いていたカフェprism









店長達にも軽く挨拶して

席に着く。









亨「って事で、早速やけど」









『ん？』









亨「誕生日、おめでとう」









『え！ありがとう！嬉しい』









亨「これさ、つまらへんもんやけど」









『ええ、プレゼントまで？！申し訳ないです…』









亨「そんな高価なもんちゃうから身構えんとって(笑)」









『開けていい？』









亨「ええよ」









亨くんのその言葉で

ゆっくり包装紙を開ける









中から出て来たのは

私が欲しがっていたスマホケースと部屋のフレグランスに加えて









『チケット…？』









亨「来たってや。来れたら…やけどさ」









『え！良いん？！これ最後の日やんね…？』









亨「そう。やから、来て欲しいかな」









『絶対！絶対行く』









この日は仕事が朝まで


全然行ける









亨「今、綾野の剛さんと一緒に撮影なんやろ？」









『え？あ、そう。剛くんと撮影してる』









亨「あの人にも渡しとるから、2人でおいで」









『ほんまに、交友関係広いなあ…』









亨くんと色々話してる途中に

入る着信









亨「出てええよ」









『あ、ごめんね。ありがとう』









『もしもし、たかくん？』








ーごめん、遅くなって。すぐ行く。prismに居るんだよね？ー









『そんな急がんでも大丈夫やで？(笑)待っとるから』









そんな電話をして10分後に到着するたかくん









亨「じゃあ、もうバトンタッチやな」

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