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吉岡視点
「Aさん？」
『っ！！』
後ろから声を掛けられ慌てて本を閉じる。
恐る恐る振り返れば不思議そうにうちを見つめる光秀の姿。
『み、つひ…で…』
光秀「大丈夫ですか？中々教室に戻って来なかったので…」
『っあ、うん…』
マトモに話せなくなる。
うちは思い切って、光秀に聞いた。
『光秀はさ、自分の運命についちなんか…思う事やら、あったりする？
(光秀はさ、自分の運命について何か…思う事とか、あったりする？)』
光秀「運命ですか？」
聞けば難しそうな顔をする。
やっぱこんな事、聞くべきじゃないよね…。
『ごめっ、今んな忘れち！！ほら、早う教室行こう？』
光秀「えっ…！？Aさん！？」
黙々と階段を登る。
言えない、皆にこんな事…。
うちらは生きれる時間がもう少ししかないなんて、クローンだなんて言える訳が…無いじゃん。
結局、自分のこの恋だって実らないじゃんか。
ーーーーー
ーーー
ー
次の日、うちは昨日起きた事が色々予想外過ぎてまだ感情の整理が追いついてなかった。
『ふー…っはぁ…』
元就「Aは一体どうしたんじゃ…」
利家「何時ぞやみてぇになってる…」
光秀「わ、分からなくって…昨日僕が見た時にはもうあんな風に…」
鑑興「嗚呼、成程…(本当に、全部知っちゃったんだ…)」
少し後ろでそんな話をしていようともうちの耳には入ってこなかった。
1度本当に冷静になって考えようと思った時、放送が入る。
視線を黒板に移せばまた魔村が映った。
魔村「先程、旗印が提出されました。旗印提出は、特進クラスの織田信長くん」
やっぱり出したんだ、旗印。
魔村「そして特進クラスの徳川家康くん」
謙信「家康も！？」
同時提出…気持ちが同じで被ったのかな…。
魔村「提出された旗印はこちらです」
信長「徳川家康を」
家康「織田信長を」
信長、家康「「倒す」」
直政「同時に旗印…」
謙信「では、負けた方が…戦う権利を失う」
光秀「まさに、最終決戦…」
どっちにも、勝って欲しいって言う気持ちがある。
片方って決められない。
これで、良いのかな…。
場所は何時もの神社。
皆1番最初以来に椅子を前に置いて食い入るように画面を見る。
秀吉｢来たで｣
神社に近づいていく2人の姿。
理事長「まさに最後の戦いに相応しい顔つき。儂からそんの2人にプレゼントを用意した」
魔村が2人に渡したのは木刀。
理事長「さぁ、始めようぞ。思う存分暴れてみせい！」
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死兎(プロフ) - モノトーンさん» モノトーンさん！コメントありがとうございます！！楽しみだったなんてそんな嬉しい…！！他の小説も頑張って行きますよー！！🥰 (2022年9月29日 20時) (
レス) id: 8d3efc1734 (このIDを非表示/違反報告)
モノトーン - コメント失礼します！完結おめでとうございます！毎日この小説を楽しみに読んでいました！本当にお疲れ様です！他の小説でも頑張ってください！ (2022年9月29日 20時) (レス) @page26 id: 3da0662191 (このIDを非表示/違反報告)
死兎(プロフ) - 余ニさん» あっあっあ、ごめんなさい！！保存するときちゃんと確認してませんでした…指摘していただき有難う御座います！！ (2022年9月19日 17時) (レス) id: 8d3efc1734 (このIDを非表示/違反報告)
余ニ(プロフ) - お、り、ふ、らたってる…たってますよ (2022年9月19日 16時) (レス) id: 7bc73c8e67 (このIDを非表示/違反報告)
死兎(プロフ) - ぴーなっつくりーむさん» すずさんー！！有難う御座います！！面白いだなんてそんな嬉しい言葉頂けて感謝しかないです！！！これからも頑張りますね！！ (2022年9月19日 15時) (レス) id: 8d3efc1734 (このIDを非表示/違反報告)
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