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＿＿家康との戦いの先に最後の戦いが待っている＿＿
＿＿俺はそこまで辿り着かねばならん＿＿
『ぞれ、は…いっだ…((理事長「何れ分かる」っ"…』
此処まで恐怖を覚えた事がない。
鳥肌が立つ感覚、視界が溜まった涙で悪くなる。
理事長「さぁ黒田、吉岡。その事実を、他の武将に話す話さぬは…お前ら次第」
皆に、秀吉や光秀に…この事を…。
脳裏に何も知らずに楽しく過ごしている皆の姿が浮かぶ。
そんな彼らを、絶望の顔にしたくない。
理事長「読め」
魔村が手にしていたのは全く同じ2つの書物。
何、これ…。
理事長「己の運命を…知れぇ！」
この人は、どう頑張っても変わらない。
そう、確信した。
人は変われるって信じてたのに…ロマンを追求すると、変われなくなるまで狂うのか。
ーーー
ー
官兵衛「A、吐き気はもう平気か？」
『おう…何とか』
官兵衛「…これからどうする」
手渡された書物を睨むように見た。
『1人でこりゅー見てえ。やけん、ごめん
(1人でこれを見たい。だから、ごめん)』
官兵衛「分かった…じゃあ、また明日」
渡り廊下を歩くうちと、近くのベンチに座る官兵衛。
角を曲がった時にうちは書物を開いた。
とりあえず自分の情報が知りたい。
見ていくと後ろらへんに、"吉岡妙林尼"としっかり書かれていた。
確かに内容は、個人情報等が一切なくてあるのはその逸話だけ。
そしてもっと目にしたく無かったのが、秀吉と関わりがあった事。
"吉岡鑑興の妻"と書かれていた事。
秀吉や鑑興と出会ったのは偶然じゃないって言われている様で、胸が苦しくなった。
『うちらは、最初から全部決められち…』
ページを遡って行く。
うちは"明智光秀"と書かれたページで手を止めた。
そこに書いてあったのは彼奴とは思えないもの。
『明智光秀は…本能寺の変で、信長をうらぎっ…た？』
その本能寺の変で、信長は死んだらしい。
彼奴がこんな事、なんで…。
＿＿Aさん！＿＿
じゃあ、うちのこの気持ちも全部…。
『う、あっ…』
階段に崩れる様に腰掛けて本が滲むのも気にせず、涙を流す。
光秀に持ったこの気持ちまでもがプログラミングされてたって事…？？
うちらに未来、なんて…。
『無かったんだっ…』
そう思ってしまうとより涙が溢れ出る。
↓ ページ4
吉岡視点
官兵衛「最後の、戦い…」
そこで信長の言葉を思い出した。
『ぞれ、は…いっだ…((理事長「何れ分かる」っ"…』
此処まで恐怖を覚えた事がない。
鳥肌が立つ感覚、視界が溜まった涙で悪くなる。
理事長「さぁ黒田、吉岡。その事実を、他の武将に話す話さぬは…お前ら次第」
皆に、秀吉や光秀に…この事を…。
脳裏に何も知らずに楽しく過ごしている皆の姿が浮かぶ。
そんな彼らを、絶望の顔にしたくない。
理事長「読め」
魔村が手にしていたのは全く同じ2つの書物。
何、これ…。
理事長「己の運命を…知れぇ！」
この人は、どう頑張っても変わらない。
そう、確信した。
人は変われるって信じてたのに…ロマンを追求すると、変われなくなるまで狂うのか。
ーーー
ー
官兵衛「A、吐き気はもう平気か？」
『おう…何とか』
官兵衛「…これからどうする」
手渡された書物を睨むように見た。
『1人でこりゅー見てえ。やけん、ごめん
(1人でこれを見たい。だから、ごめん)』
官兵衛「分かった…じゃあ、また明日」
渡り廊下を歩くうちと、近くのベンチに座る官兵衛。
角を曲がった時にうちは書物を開いた。
とりあえず自分の情報が知りたい。
見ていくと後ろらへんに、"吉岡妙林尼"としっかり書かれていた。
確かに内容は、個人情報等が一切なくてあるのはその逸話だけ。
そしてもっと目にしたく無かったのが、秀吉と関わりがあった事。
"吉岡鑑興の妻"と書かれていた事。
秀吉や鑑興と出会ったのは偶然じゃないって言われている様で、胸が苦しくなった。
『うちらは、最初から全部決められち…』
ページを遡って行く。
うちは"明智光秀"と書かれたページで手を止めた。
そこに書いてあったのは彼奴とは思えないもの。
『明智光秀は…本能寺の変で、信長をうらぎっ…た？』
その本能寺の変で、信長は死んだらしい。
彼奴がこんな事、なんで…。
じゃあ、うちのこの気持ちも全部…。
『う、あっ…』
階段に崩れる様に腰掛けて本が滲むのも気にせず、涙を流す。
光秀に持ったこの気持ちまでもがプログラミングされてたって事…？？
うちらに未来、なんて…。
『無かったんだっ…』
そう思ってしまうとより涙が溢れ出る。
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死兎(プロフ) - モノトーンさん» モノトーンさん！コメントありがとうございます！！楽しみだったなんてそんな嬉しい…！！他の小説も頑張って行きますよー！！🥰 (2022年9月29日 20時) (
レス) id: 8d3efc1734 (このIDを非表示/違反報告)
モノトーン - コメント失礼します！完結おめでとうございます！毎日この小説を楽しみに読んでいました！本当にお疲れ様です！他の小説でも頑張ってください！ (2022年9月29日 20時) (レス) @page26 id: 3da0662191 (このIDを非表示/違反報告)
死兎(プロフ) - 余ニさん» あっあっあ、ごめんなさい！！保存するときちゃんと確認してませんでした…指摘していただき有難う御座います！！ (2022年9月19日 17時) (レス) id: 8d3efc1734 (このIDを非表示/違反報告)
余ニ(プロフ) - お、り、ふ、らたってる…たってますよ (2022年9月19日 16時) (レス) id: 7bc73c8e67 (このIDを非表示/違反報告)
死兎(プロフ) - ぴーなっつくりーむさん» すずさんー！！有難う御座います！！面白いだなんてそんな嬉しい言葉頂けて感謝しかないです！！！これからも頑張りますね！！ (2022年9月19日 15時) (レス) id: 8d3efc1734 (このIDを非表示/違反報告)
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