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吉岡視点
力で押し負けられそうになっていた時、みやびちゃんの持っていたものが飛ばされた。
『みやびちゃん！！』
意識がそっちに向いていたせいで足を引っ掛けられ転ぶ。
それでもすぐみやびちゃんの元へ駆け寄って、守る様に体制をとる。
信長は途中まで来て、止まってしまった。
こっちからも攻撃を仕様とした瞬間に、持っていた鉄パイプが弾かれて手から離れる。
武器を無くしてしまい、また人数や武器を持っている奴らに適うはずが無い。
けれどみやびちゃんだけは守りたくて、庇うようにする。
刀が振りかぶられて無理だと思った時だった。
今までと雰囲気が一変した信長が、助けにはいってくれた。
あっという間に敵をなぎ倒した信長の目は、赤く光っていた。
みやび「信長くん…」
『信長…』
信長は理事長の方を向いて真っ直ぐ歩いていった。
信長「道を開けろ！！我が名は覇王、織田信長！！」
は、おう…。
もしかして、血が覚醒した…？？
理事長「覇王…まさか、織田信長の記憶が蘇った…蘇りおった！」
信長を囲む様にする甲冑野郎達。
それでも信長はものともしていない。
理事長「覇王織田信長！！その力を！！見せてみぃ！！」
信長はすぐ横へ移動した。
4人がかりで信長を攻めるも、一人一人しっかりと攻撃を与える。
逆に信長が攻めるばかりで奴らは手も足も出ないようだった。
階段を普通に登る信長。
理事長「何をしておる！！」
信長「うつけ共！！この信長の前に、跪け！！」
圧倒的な覇気を目の前にして、大人しく跪く奴ら。
理事長「素晴らしい…血じゃよ。織田信長の血が、器に注がれおった。儂はこれを求めて来たんじゃあぁぁぁぁ！！」
違う、こんなのは信長なんかじゃない。
みやび「信長くん！！お願い戻ってきて！！」
『信長！！』
意識の中で、戦国武将の織田信長と対面しているんだろうか。
もしかすると信長は、帰ってこないかもしれない。
それはやだ、絶対に！！
みやびちゃんと何度も呼びかけていると、次第に赤く光っていた目が元の黒に戻った。
信長「みやび…A…」
みやび「…大丈夫？」
『もう…』
信長「…ありがとうな」
理事長「何故戻ってきたぁ！！」
普段の信長に戻った理事長は声を荒らげた。
信長「全てを終わらす為だ」
理事長「儂のロマンは誰にも止められん。…絶対に」
理事長が刀を抜いた瞬間、信長は横へ避けて鳩尾をいれた。
理事長「絶対に…」
信長「…絶対は、絶対にない」
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死兎(プロフ) - モノトーンさん» モノトーンさん！コメントありがとうございます！！楽しみだったなんてそんな嬉しい…！！他の小説も頑張って行きますよー！！🥰 (2022年9月29日 20時) (
レス) id: 8d3efc1734 (このIDを非表示/違反報告)
モノトーン - コメント失礼します！完結おめでとうございます！毎日この小説を楽しみに読んでいました！本当にお疲れ様です！他の小説でも頑張ってください！ (2022年9月29日 20時) (レス) @page26 id: 3da0662191 (このIDを非表示/違反報告)
死兎(プロフ) - 余ニさん» あっあっあ、ごめんなさい！！保存するときちゃんと確認してませんでした…指摘していただき有難う御座います！！ (2022年9月19日 17時) (レス) id: 8d3efc1734 (このIDを非表示/違反報告)
余ニ(プロフ) - お、り、ふ、らたってる…たってますよ (2022年9月19日 16時) (レス) id: 7bc73c8e67 (このIDを非表示/違反報告)
死兎(プロフ) - ぴーなっつくりーむさん» すずさんー！！有難う御座います！！面白いだなんてそんな嬉しい言葉頂けて感謝しかないです！！！これからも頑張りますね！！ (2022年9月19日 15時) (レス) id: 8d3efc1734 (このIDを非表示/違反報告)
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