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吉岡視点
『彼奴は、明智は本当に裏切っち良かったんか、それんじょーが頭に残るんちゃ。それにまだ、うちは、明智に謝罪出来ちょらん…!!!
(彼奴は、明智は本当に裏切って良かったのか、そればっかりが頭に残るんだよ。それにまだ、うちは、明智に謝罪出来てない…!!!)』
豊臣「Aちゃん…」
一言だけで良いから謝りたい。
関係が元に戻らなくてもいいから、それでも、ごめんねの、一言が言いたいんだ。
クラスが重い空気になっていた時に、ドタドタドタ!っと教室に向かって大きな足音が近づいてきた。
龍造寺「あー!!大変ばーい!!」
遠くの方で龍造寺の声がする。
焦っている様だった。
龍造寺「大変ばい!大変ばーい!」
豊臣「もードタバタうるさいなぁ!」
伊達「どうしたんだ」
息切れを直すように呼吸を整えつつ、教室の中へ入った。
龍造寺「家康が、新しか旗印ば、立てたて!」
徳川が新しい旗印を…?
何か企んでいる気だと思ったのか、ガタガタっとクラス内で音がする。
上杉「家康が…」
『相手は一体誰?』
うちが聞いた瞬間、映像が映る。
魔村「家康君が出した旗印はこちらです」
徳川「[誰かを倒す]」
バランスが取れていないぐちゃぐちゃな字で書いてある旗印の横で、画面越しのうちら指さすように言った。
みやび「誰かを倒す?」
いつの間にか美術室から戻ってきていた信長とみやびちゃんもいた。
酒井「誰かって誰だよ」
魔村「それでは旗印戦、開始!」
法螺貝を鳴らし、井伊が呼び止めているのにも関わらず映像が消える。
上杉「早いところ無差別攻撃ってことか…」
井伊「あの野郎…」
クラスに残った大半が徳川のいた席を見る。
黒田「考えたな家康」
豊臣「と、言う事は?」
黒田「誰を狙うか明かさなければ、いつ狙われるか分からない。つm((豊臣「つまり!戦に備えにくい!」」
相変わらず横取りの癖は取れないのか…。
黒田はまたもや豊臣に台詞を取られ苦い顔をしていた。
『まぁ兎にも角にも、徳川ぅ動かしたんな…』
一斉に今度は信長を見た。
黒田「信長、どうするつもりだ?」
信長「俺は、天下を取る」
豊臣「うんだから、どうやってとんねん」
間をあけ教室の中心まで行った信長がまた口を開く。
信長「………天下を取る」
オウム返しの言葉にみんなずっこけた。
井伊「だから…」
豊臣「あかんわ!こいつ!」
みやび「信長くん…」
やれやれと言った様子で信長を見る。
何すべきか分からないのか。
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スイちゃんですよ〜☆ - おもろいです!!!!続編にレッツゴー(○°^^ω)°○ワァァァァァァァァァァ (2023年1月23日 12時) (レス) @page50 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
死兎(プロフ) - 琉闇さん» 夢主ちゃんは一体どちらにつくのか!!!(全然大丈夫です) (2022年9月4日 9時) (レス) id: 8d3efc1734 (このIDを非表示/違反報告)
琉闇 - おぉ、、、展開が面白くなってきたぁ!!!(タメですみません) (2022年9月4日 8時) (レス) @page24 id: 35b5a8b377 (このIDを非表示/違反報告)
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