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吉岡視点

ホールから少し離れた所に、ボロボロになっている黒田がいた。

一緒に戦ってくれて、嬉しかったのになんで来ないんだろ。

信長「黒田」

信長が手を差し出すと、何も言わずに取った。

嬉しさが込み上げて、ニヤニヤしてしまう。

やばい、大丈夫かな。

でも、それくらい嬉しいんだ。

ーーー


何時もの山沿いの帰宅路。

今日はみやびちゃんだけじゃなくて信長、黒田も一緒だった。

みやび「私は言いたい事沢山ありますから!大体音楽ホールに居たならそう言ってくだされば良かったんです。連絡の1つも無いですし…」

信長「さっき謝ったではないか」

みやびちゃんは音楽ホールの中に居ることを伝えなかった信長に相当頭にきているようだった。

無理もないけどね。

みやび「今朝お二人が居なくてどれだけ心細かったか…」

『うちにも出来ることん上限があるもん』

雑魚ばっかだったとはいえ、結構手一杯になるんだよ!!

黒田「…しかし、井伊の仲間への気持ちを汲み取りあの僅かな時間で改心させるとは…大したものだ」

お?あの毒舌な黒田が褒めた?

こりゃ凄い事だなぁ…!

信長「貴様から教わった」

『信じる事はきっと強さ…でしょ?』

黒田「ふっ、聞いてたのか。俺の方こそ、お前らからそれを感じたのだ」

みやび「私たち…」

そんな事言ったっけなぁ…?

黒田「信じたいと思ったものは信じたい、疑った後に手に入れる勝利など、何も嬉しくない…とな」

『あ、それ?』

ただの本心なんだよなぁ…。

黒田「戯言もまた、悪くない」

『黒田…』

みやび「黒田くん…」

信長「うつけが」

黒田「おい何方がうつけだ」

出会った頃と印象がガラリと変わった黒田に思わず笑ってしまう。

和んだ空気のうちらの前に、徳川と明智来た。

うちは思わず左腕を掴む右手の力を強めた。

徳川「いい気になるなよ信長。今更お前がどう足掻こうが焼け石に水。所詮は、ゴミのゴミによるゴミの為の以下にもゴミらしい((信長「随分とよく喋るなぁ」」

確かに、ここ迄喋ってる事早々無い。

信長「ひょっとして、焦ってんのか?」

ニヤリと笑っていう信長は、完全に煽ってる。

信長「俺はもう誰も束ねない。誰の上にも立たず、皆を信じ手を取り合って心を一つにする。和の心を持って皆で戦う、それが俺のやり方。俺の天下取りだ」

徳川「いい面してんじゃねぇか」

相変わらず二人の間に火花が散っていた。







































〜5話終了〜

6話「人は城、人は石垣、人は堀」→←↓



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スイちゃんですよ〜☆ - おもろいです!!!!続編にレッツゴー(○°^^ω)°○ワァァァァァァァァァァ (2023年1月23日 12時) (レス) @page50 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
死兎(プロフ) - 琉闇さん» 夢主ちゃんは一体どちらにつくのか!!!(全然大丈夫です) (2022年9月4日 9時) (レス) id: 8d3efc1734 (このIDを非表示/違反報告)
琉闇 - おぉ、、、展開が面白くなってきたぁ!!!(タメですみません) (2022年9月4日 8時) (レス) @page24 id: 35b5a8b377 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:死兎 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年8月30日 23時

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