もっとも勇敢だったと言われる女武将、此処に参戦っ！！！ー2ー【新・信長公記】

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吉岡視点

伊達「待て。そもそも裏切り者がホールに集まらなかったらどうする？勝負にならないじゃないか」

『それがこん作戦のいっちばん重要な部分！要は"かなめ"やなあ。やけん、こん条件も付け足す
それがこの作戦のいっちばん重要な部分！要は"かなめ"だね。だから、この条件も付け足す』

うちは赤で黒板に文字を付け足した。

みやび「"なお、ホール集まらなかった場合。それを逃亡と見なし、その者は敗北とする"」

本多「成程！これで全員が音楽ホールに行かなきゃならねぇって訳か！」

本多が関心してた。

これ黒田の作戦…()

豊臣「めっちゃええやん！なぁ皆！」

上杉「どうだ伊達。これなら裏切り者もそう簡単に手は出せない。安全に作戦が遂行出来る筈だ」

そう、これで重要なのは伊達が了承してくれる事もある。

この案を伊達が認めてくれなきゃ、ヤバいって話。

伊達「…私は何をすればいい？」

よっしゃ！！！

隣に立ってたみやびちゃんを見れば、安心した様な顔してた。

みやび「ありがとうございます！早速ですが」

と皆に対戦表をメッセージで送る。

みやび「明日午前11時より、１回目の対戦を行います。対戦表は今お送りした通りです」

井伊vs信長、今川vs伊達、真田vs本多、竹中vs酒井そしてうちこと吉岡vs榊原。

豊臣「もうこんなんあんねんや…！凄いわみやびちゃん！Aちゃん！」

最初榊原の相手は龍造寺でも良いみたいな話だったんだけど、流石にこんな汚れ役あの龍造寺にやらせるのは罪悪感が半端ないから代わりにうちにしてもらった。

こういうの全然大丈夫だし。

横目で今川達を見れば流石におかしいと思ったのか顔を見合わせている。

多分、もううちが黒田と同じだってバレてるだろうな…。

井伊の方は何処かボーッとしてる様な感じ。

酒井達が声をかけても反応が遅い。

何かあるのは確定か…。

いや、人の心配してる場合じゃねぇな。

自分の身、しっかり守らなきゃ。

ーーー
ー

『信長、黒田何処行ったち思う？
(信長、黒田何処行ったと思う？)』

暇を持て余していた信長を誘い、散歩に出掛ける。

最近やたらと一緒にいる気がするけど…まあ仕方ないよね！

上杉とか何処にいるか分かんないんだもん！！

明智は無理だし！！

信長「A」

『うぇ！？』

中庭辺りで急に腕を引かれて茂みに隠れる。

すっごい強めに腕握ってて痛いし恥ずかしい。

信長の見ている方を見ればボロボロの黒田が。

やっぱり、あの後やられたのかな…。

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