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吉岡視点
黒田「もう甘い!!味方でさえ切り捨てる覚悟をしろ!!」
『キャンキャンキャンキャンみやびちゃん叱らんじくりい。言いよん事は一理あるんやしさ…。ガキんごたるキレ方せんじくりい
(キャンキャンキャンキャンみやびちゃん叱らないでよ。言ってる事は一理あるんだしさ…。がきみたいなキレ方しないでよ)』
黒田「そういうお前だ!!何故あの時止めずに日下部に乗っかった!?」
『口が滑った』
黒田「たったそれだけか!?」
みやびちゃんから離れて今度はうちの近くで騒ぎ始める黒田。
くっそ耳痛い…。
『それにうちはあん時まで、いっちょん動けんかった。やけんみやびちゃんの作戦に肯定も否定も出来んかったんちゃ
(それにうちはあの時まで、全然動けなかった。だからみやびちゃんの作戦に肯定も否定も出来なかった)』
黒田「全く…!!お前もだ信長!何故あの時日下部と吉岡を止めなかった!?」
今度は信長か。
信長「分からん。だが、誰かを犠牲にして上に立つ。それは和とは呼べん」
冷静にそう言った。
うわカッケェ…。
信長「筈だ。…多分」
最後の言葉で台無しだわ。
黒田「歯ぁー切れが悪い!じゃあさじゃあさ聞くけど、どうするつもりだどうやって彼奴らを束ねてく!?」
いつにも増してガキじみてる黒田。
うちガキ嫌いなんだけど。
見ててイライラしてくるからやめて欲しい。
黒田の言った言葉に信長は黙り込んでいた。
黒田「大した器だ…。いいか?いつ誰が裏切るか分からんのだぞ?俺だってそうだ!全てを疑い、どんな犠牲を払ってでも勝利する覚悟を持て!」
みやび「それでも私は!信じると決めたものは信じたいのです!黒田くんの事も、Aちゃんの事も!」
『疑うち手に取った勝利なんてなんも嬉しゅうねえ。勿論疑う事に否定はせん、でも…。クラスん奴らなら信じてんいいっち、心に決めたんちゃ
(疑って手に取った勝利なんてなんも嬉しくない。勿論疑う事に否定はしない、でも…。クラスの奴らなら信じてもいいって、心に決めたんだよ)』
黒田「…そう言うのを、戯言と言うのだ。こんな事では天下を取ることなど出来ん!」
そう吐き捨て、イライラした様子で黒田は帰って行った。
うちもそろそろ行かなきゃな。
『行っちくる』
みやび「あ、分かりました」
美術室を出てそのまま中庭まで行く。
確か彼処のベンチ集合だったっけ…。
『んーと…あ、いた』
手探りで行けばもう3人は集まってた。
やる事が多いなぁ…。
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スイちゃんですよ〜☆ - おもろいです!!!!続編にレッツゴー(○°^^ω)°○ワァァァァァァァァァァ (2023年1月23日 12時) (レス) @page50 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
死兎(プロフ) - 琉闇さん» 夢主ちゃんは一体どちらにつくのか!!!(全然大丈夫です) (2022年9月4日 9時) (レス) id: 8d3efc1734 (このIDを非表示/違反報告)
琉闇 - おぉ、、、展開が面白くなってきたぁ!!!(タメですみません) (2022年9月4日 8時) (レス) @page24 id: 35b5a8b377 (このIDを非表示/違反報告)
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