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吉岡視点

黒田「作戦を、再開させてはもらえぬだろうか…!!…この通りだ」

絶対に下げたくないであろう頭を、黒田は下げた。

それ程までにPBB作戦を再開してほしいんだろう。

そんな黒田に伊達は溜息を1つついた。

伊達「いずれにせよ、君には外れてもらう」

『は…?』

みやび「えっ?」

伊達「この先いつ裏切られてもおかしくないからな。君はもう、仲間ではない」

それは薄情過ぎる。

そう強く思ってる筈なのに、体は石化されたように動けなかった。

黒田「そう思われても仕方ない。それだけの事をしたんだ」

みやび「お待ちください!それはおかしいです!黒田君は改心したと言ってるじゃないですか!」

黒板近くで全てを見ていたみやびちゃんが割って間に入る。

伊達「また裏切らない保証は何処にある?」

黒田「もういいんだ日下部、今最も重要なのはPBB作戦を再開させる事だ。俺の事など…」

みやび「しかしそれでは…」

何処まで優しいんだこの子。

なのにうちは…。

伊達「ならば作戦の再開は出来ない。裏切り者は他にもいるんだ。リスクの高い作戦に踏み出す訳には…いかないな」

『じゃあ、そん作戦ぅうちが考えたとしてん?
(じゃあ、その作戦をうちが考えたとしても?)』

伊達「は?」

みやび「私も。皆さんが安心して遂行出来る作戦を私とAちゃんが考えます!」

我ながら何馬鹿な事してんだろ…。

でも、こうしないと伊達は納得してくれないだろうし…。

上杉「…何処へ行くんだ」

上杉の言葉に見渡せば、教室から出ようとしている武田の姿。

武田「何処へ行こうと自由だ。別にこの教室に、大将がいるわけでもない」

まるで信長に向けられた言葉。

てか結局あのガキみたいな黒田出てくるじゃん…()

ーーー


黒田「あれは!PBB作戦を再開させる芝居に決まってるだろ!!」

はーい説教中ー。

手足バタバタさせながらめっちゃみやびちゃんにキレてる。

身長とか袖のせいでマスコットに見えるよ黒田()

なんて言ったら追加で叱られるから黙る。

みやび「申し訳ありません!そうとは露知らず…!」

知ってたよみやびちゃんがそう言うのに疎いって。

黒田「じゃなかったらさ俺があんな馬鹿共に平服する訳ないじゃん!!」

あ、やっぱりそうだったんだ。

写メ撮ってれば良かったな(最低)

みやび「でも!」

黒田「でも何でも何!!え!?!?」

みやび「でも、でも…あのまま止めなかったら黒田君だけが罪を被る事になるではありませんか」

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スイちゃんですよ〜☆ - おもろいです!!!!続編にレッツゴー(○°^^ω)°○ワァァァァァァァァァァ (2023年1月23日 12時) (レス) @page50 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
死兎(プロフ) - 琉闇さん» 夢主ちゃんは一体どちらにつくのか!!!(全然大丈夫です) (2022年9月4日 9時) (レス) id: 8d3efc1734 (このIDを非表示/違反報告)
琉闇 - おぉ、、、展開が面白くなってきたぁ!!!(タメですみません) (2022年9月4日 8時) (レス) @page24 id: 35b5a8b377 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:死兎 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年8月30日 23時

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