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吉岡視点
次の日。
うちは伊達の後ろにある壁についた机に座ってた。
足を抱えながらぼんやりと自分達で作った張り紙を見る。
裏切り者の情報は、黒田からみやびちゃんに伝えてもらった。
あの張り紙、うちらで作ったのにずっと見てると心が傷んでくる。
幸い裏切り者はクラスにいない。
チラッと信長の方を見れば何故か和太鼓が置いてある。
何するつもりだよ…。
若干引いた目で信長を見ていると、黒田が入ってきた。
黒田は作った張り紙を見ると顔を顰めた。
上杉「黒田、どういう事なのか説明してもらえないか？」
伊達「ここまであからさまな情報が出回ってるんだ。白黒はっきりさせておこう。君が裏切り者かどうか」
黒田「そうだな、正直に言おう。…俺は、裏切り者だ」
演技だと分かっていながらもやっぱり辛い。
黒田「皆を欺いていた」
伊達「つまり君は自分で考えた作戦を私達にやらせておきながら、井伊を痛めつけたと言うことか」
口出ししたかったけど、そんな事したら多分後でガキになった黒田に怒られる、止めておこう()
黒田「相違ない…」
伊達は黒田の返事に少し顔を背けた後、手を出した。
それを見て、すぐに体が動いた。
みやび「Aちゃん！？」
伊達「何をするA」
『すぐに手ぅ出すんな間違いやねえん？
(すぐに手を出すのは間違いじゃないの？)』
ギリギリと言いそうな程に伊達の腕を両手で掴む。
喧嘩が強いとは言え元は男と女、こうでもしないと多分無理。
伊達「裏切った事は事実だろう？…人を裏切れば、いつかバチが当たる」
『バチ…』
それは今のうちにも当てはまる。
伊達のその言葉にゆっくりと腕を離して、うちはその場から動けなくなっていた。
1番、最低な事をしてるうちに、もう止める権利は何処にもない。
伊達は黒田の服を掴み、殴ろうとした。
その時信長であろう太鼓の音がクラス内に響き渡った。
信長「やはり力任せに叩いたとて、良い音色は出んなぁ…バチは加減が難しい」
そうニヤッと信長は笑った。
伊達「何が言いたい」
黒田から手を離し、信長の元へ行く伊達。
それを見て黒田は床に拳をついた。
黒田「本当に申し訳なかった！…返す言葉もない」
上杉「一体何故、家康側に？」
黒田「家康は早々にPBB作戦を見抜いていた。俺は自分の策を先回りされた。そんな男に、惹かれてしまったんだ。本当に悔いている！だが今は家康に対抗する策はPBB作戦を置いて他にはない！」
よくもまぁ流暢に嘘を…。
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スイちゃんですよ〜☆ - おもろいです!!!!続編にレッツゴー(○°^^ω)°○ﾜｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ (2023年1月23日 12時) (
レス) @page50 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
死兎(プロフ) - 琉闇さん» 夢主ちゃんは一体どちらにつくのか！！！(全然大丈夫です) (2022年9月4日 9時) (レス) id: 8d3efc1734 (このIDを非表示/違反報告)
琉闇 - おぉ、、、展開が面白くなってきたぁ！！！(タメですみません) (2022年9月4日 8時) (レス) @page24 id: 35b5a8b377 (このIDを非表示/違反報告)
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