もっとも勇敢だったと言われる女武将、此処に参戦っ！！！ー2ー【新・信長公記】

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吉岡視点

みやび「…何となくですが、目星はついております」

凄い。

するといきなり今川が立ち上がった。

今川「あのさぁ！裏切り者がわかる方法だったらあるぜ」

分かってるって事…？

今川「全員一斉に吉岡から来たメッセージを開示すればいいだけ話」

『は？』

策を潰すような提案…。

そんな事したら…！！

今川「なぁどうだ？一斉に見ようぜ」

「「「「おぉ」」」」

上杉「だが、裏切り者ならメッセージの開示を拒否するのでは？」

榊原「ばーか。そしたらその時点でそいつが裏切り者確定じゃねぇか！」

今川「その通り！」

立てと煽られ次々に立って集まる。

策がバレる、待って、じゃあまさか今川は…。

今川「せーので見せるぞ？」

「「「「「せー…」」」」」

『わがどお待てちゃ！！それやと個別に送った意味が無うなる！！
(お前ら待てよ！！それだと個別に送っ意味が無くなる！！)』

今川「関係ねぇ！せーの！」

信長「全て丸だ！！」

のぶ、なが…？

なんで、あんたがそれ言うのさ…。

信長「貴様らに送られたのは全て丸だ」

皆画面を見せあって信長の言葉を信じた。

今川「て言う事は、お前らが俺たちを騙した。って事か？」

豊臣「嘘やろ…みやびちゃん、Aちゃん」

伊達「日下部、A。どういう事だ」

みやびちゃんを、守らなきゃ。

信長「貴様らが思ってる通り、みやびとAg((『違う！！』」

次第に荒くなっていく呼吸を必死に抑え、全部を話す。

『みやびちゃんな何もしちょらん！！全部こりゃうちが考えた作戦！！みやびちゃんな、うちが喋るん下手くそやけん手助けしちくれただけ…やけん、みやびちゃんぅ責むるんな違う！！
(みやびちゃんは何もしてない！！全員これはうちが考えた作戦！！みやびちゃんは、うちが喋るの下手くそだから手助けしてくれただけ…だから、みやびちゃんを責めるのは違う！！)』

みやび「Aちゃん…」

あの時、龍造寺とうちが疑われた時に真っ先に助けてくれたのはみやびちゃんだった。

だから、此処でうちが今度はみやびちゃんを助けるんだ。

酒井「吉岡てめぇ！」

榊原「お前ふざけんなよ！」

寒気が止まらない。

鳥肌もたちっぱなし。

呼吸もしずらくなってきた。

でも、引かない。

みやび「Aちゃん…大丈夫です！」

裏切り者だとまだ疑われてるから、うちは平気。

何も関係の無いみやびちゃんが巻き込まれるのは嫌だ。

でも、やっぱり怖くて顔が見れない。

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